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<顔にコンプレックス>マスクを外せなくなった思春期のわが子。肌荒ればかりで…無理に外す方がいい?

ママスタセレクト

大規模感染症の蔓延や季節ごとの感染症、花粉症や黄砂・PM2.5などといったアレルゲンの飛来。私たちの生活は、さまざまな外的刺激から自分の身を守ることがいつしか当たり前のようになってきました。そのような身を守るアイテムとして重宝されているものが“マスク”。しかしこのマスクを巡り、新たな悩みが発生しているようです。

『中学生の娘がマスクなしでは外出をしたがりません。どうにかしてマスクを必要最低限にさせたいです』

新型コロナウイルス感染症の影響により、マスクでの生活を余儀なくされた私たち。投稿者さんのお子さんも、小学校高学年ごろ~現在にかけ、ずっとマスク生活を送っていたのだそう。しかしそのマスクが外せなくなってしまったことに、投稿者さんは悩んでいるようです。マスクが外せなくなってしまった子どもたち。親はどのように対処すればいいのでしょう。

“マスク”は自信のなさをカバーしてくれる存在

マスクへの依存

コロナ禍以降、“マスク依存”なんて言葉をよく耳にしませんか? 病気や感染症対策という意味でなく、マスクを日常的に装着し、外すことに不安を感じ外せなくなっている人たちのことを“マスク依存”などと呼ぶことがあるのだそうです。正式な病名などではありませんが、SNSや書籍などで目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

マスクをすることで安心感が得られる?

なぜマスクが外せないのか。筆者は、実際にマスク依存になってしまっている女性から話を聞いたことがあります。その方いわく、マスクをすることで安心感が得られるそうです。マスクをすることで、自分の顔に対するコンプレックスや、表情を作ることが苦手なことを隠せるなどのメリットがあるからです。

『元々、自分の顔に自信がなかった娘はマスクを手放せなくなっています』

投稿者さんの話によると娘さんの状況も似たような感じでした。ずっとマスクを付けていることで肌荒れまで起こっているのだとか。気がつけば、表情を作ることが苦手になっているような気がして、親である投稿者さんは気が気ではない様子。ムリに外せと言うわけにもいかず、途方に暮れているのだそうです。

マスクを外してほしいという親心、わかるけれど……

周囲でもマスクをずっと装着している子は減っていて、投稿者さんのお子さんは目立っているそう。しかし他のママたちはそれでも、ムリに外さない方がいいのではと言います。

マスクを外しても表情が豊かになるとは限らない

『思春期だし、無理やりマスクを外させても余計なストレスが溜まりそう。マスクを外したら表情豊かになる根拠はある?』

わが子がずっとマスクをしているので表情作りが下手になっているかもしれない。そのように感じると投稿者さんは話していましたが、本当でしょうか。心配するあまり「そうではないか」と決めつけ、思い込んでしまっていないでしょうか。今お子さんはマスクがあることで穏やかに生活ができているのかもしれません。そこを無理やり外すように説得すれば、逆にストレス過多となり、穏やかな生活が一変してしまうかも。その結果、マスクを外しても感情を押し込んで無表情になってしまう可能性だってあります。表情が豊かな人はたしかにステキですが、ムリに表情豊かである必要もありませんよね。

思春期の無理強いは親子関係に禍根を残すかも

『マスクをしていることで安心できているなら、そのままでもいいのでは? 思春期に無理強いをすると、のちのちに禍根を残しそう』

思春期の子どもたちは、少しのことで傷ついたり落ち込んだりしてしまうもの。そのようなネガティブな感情も、マスクがあるだけで払拭できるのかもしれません。もしかすると、本人の気が済むまでやらせてあげることが、マスクを外すためのひとつの儀式になる可能性もありますよね。いつか本人がマスクを必要ないと感じるときまで待ってあげてもいいのではないでしょうか。無理強いして親子関係に悪影響を及ぼすぐらいなら、心配していることだけは伝えて、そっと見守る方が信頼関係を強くできるかもしれませんよ。

難しいけれど、見守ってあげよう

投稿者さんがわが子を心配する気持ち、ママたちは痛いほどわかっていることでしょう。それでもママたちは、お子さんの気持ちを優先してあげてほしいと話しています。思春期の揺れ動く時期、マスクひとつあるだけで心が救われる、軽くなるのであれば、マスクはわが子にとってなくてはならない存在なのかもしれません。たくさん心配になること、不安になることはあると思いますが、どうか今は見守ってあげてください。もちろん投稿者さんが心配していることはお子さんに伝えるといいと思います。マスクだけではなく、近くにいる人が守ってくれているとわかれば、あとは時間が解決してくれるかもしれません。見守るだけは難しいと思いますが、わが子が自分で前に進むためにも、頑張りましょう!


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