【新潟県胎内市に新事務所】JX石油開発(東京都)「中条共創の森オープンイノベーションラボ 」竣工式に花角知事らが出席
出席者らによるテープカットの様子(プレスリリースより)
JX石油開発株式会社(東京都)は6月18日、中条油業所(新潟県胎内市)内に開設した新事務所「中条共創の森オープンイノベーションラボ(Nakajo Open-innovation Lab、以下、「NOiL」)」が完成し、竣工式を執り行われた。
新事務所は、環境対応型事業の推進・加速を目的とし2022年4月より建設を進めてきた。竣工式には、地元行政関係者や事業パートナーなど、総勢約60名の来賓が出席。新潟県の花角知事、胎内市の井畑市長、新潟大学の牛木学長、新潟食料農業大学の中井学長から祝辞が述べられ、平安時代にルーツを持つ地元胎内市の板額太鼓の勇壮な響きの中、テープカットが行われた。
NOiL新事務所外観(プレスリリースより)
NOiL新事務所は、複数の会議室やオープンスペースを備えた共創の場としての機能を有しつつ、松林に囲まれた当地の自然とも調和した建築デザインを採用したほか、パッシブハウス認証基準やZEB 認証基準に対応するなど、高い機能性と環境負荷の低さを兼ね備えたつくりとなっている。
また、太陽光発電設備や風力発電設備に加え、「新潟県地中熱利用研究会」の協力、および新潟県の補助事業のもと導入した地中熱利用設備によって、新事務所で使用する電力の大部分は再生可能エネルギーで賄われているとのこと。
JX石油開発株式会社は、「NOiLでは、革新的技術の実証プロジェクトの実施に加えて、環境先進企業・行政・大学等への技術実証機会の提供など、産官学および地域社会との連携・共生を推進しております。今後は、新事務所の機能を活かし、カーボンニュートラルの実現に貢献する新技術の開発をさらに加速してまいります」と述べている。
NOiL新事務所執務スペース(プレスリリースより)
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