北海道産のじゃがいも運ぶ「馬鈴薯輸送専用列車」 2024年は26日間運転 JR貨物
JR貨物は9月12日(木)~10月8日(火)中の26日間、本州に向けて馬鈴薯輸送専用列車を運行します。
列車番号は9078~9056~8054~9085で、北海道の帯広貨物駅から埼玉県の熊谷貨物ターミナル駅を走行。今年の輸送力はコンテナ車20両、12フィートコンテナ100個、輸送コンテナ個数は2600個を予定しています。
JR貨物では北海道外に出荷されるじゃがいも・玉ねぎの約5割を輸送しています。例年、秋冬期の輸送力増強施策として、北海道地区における農産品の収穫期に合わせ、馬鈴薯輸送の専用列車を運行しており、「芋臨」と呼ばれることも。
そんなじゃがいもですが、農林水産省によると9月の出荷数量は平年並み、価格は徐々に落ち着いてくるものの、9月中は平年を上回って推移する見込みと発表されています。
また、北海道産じゃがいもは7月の干ばつの影響により小玉の傾向がありましたが、北海道による農作物生育状況の公式発表によると、8月の降水量が平年より多くなったため、生育に関しては上いも数、1個重ともに平年並みだということです。