<ご機嫌取り?>下の子を叱る最中に割り込む上の子。話を変えようとしているのが、かえってイライラ…
日々、子育てに追われるママたち。特にきょうだいを育てている場合、それぞれの子どもとの向き合い方で葛藤が生まれることもあるでしょう。
『下の子を怒っている最中に、私の機嫌を取ってくる上の子。私がイライラしているから、話を変えて私の気持ちを切り替えてもらいたいみたい。でも怒鳴っている最中に話しかけられると今じゃなくていいよね? って思っちゃう。かといってわざわざ注意することでもないし……みんなも経験ある?』
投稿者さんは、上のお子さんの行動に「空気を読めていない」と感じつつも注意すべきか悩んでいます。子どもたちの健気な思いやママのイライラ、さまざまな感情が入り混じっている模様です。そんな投稿者さんに対するママスタコミュニティの他のママたちからのコメントを紹介します。
あるある!きょうだいのいる家庭で起こる日常の風景
『あるある! それも含めて子育てだ。子育ては自分育てだね』
『うちは下の子が壁に落書きしたり勝手に私のスマホを触って緊急に電話したり。上の子の前で怒るとスルーしている日もあれば、「ママ、今日ね」と話しかけてくる日もある』
きょうだいを育てている家庭でよく見られる、あるあるな光景のようです。優しく返事をしたい思いもあるでしょうが、ママのイライラと子どもの行動が行き違って対応に悩む瞬間です。子どもの年齢や性格によって空気を読む度合いが異なるため、ママもどう反応すべきか迷うのでしょう。
長女の健気な気持ちと親の葛藤
『下の子を庇ったらママの怒りがさらに大きくなる。せめて話を変えようとしているんだろうね。健気だなあ』
『逆に空気を読める子なのでは? 張り詰めた空気を変えようと頑張っているんじゃない?』
他のママたちは長女の優しさや空気を読む姿勢を褒めてくれました。下の子を叱っているときに上の子が話しかけてくるのは、空気を読もうとした結果だったのかもしれません。ママの怒りを和らげようとしているのでしょう。また下の子を庇ったり、険悪な空気を変えようとする健気な思いが感じられますね。しかし将来、空気を読もうとしすぎる子になってしまう可能性もあります。そうならないためにもどう振る舞うべきか考えさせられますね。
きちんと教えて子どもの気持ちを尊重する
『上の子が話しかけてきたら「今話しているから待ってね」と伝える。人の話に割り込んではいけないことを教えるよ』
『ママが怒る理由についてきちんと話し合った方がいいと思うよ』
『3人きょうだいだけれど、本気のときは他のきょうだいがいない場所で話すようにしている。特に1番上の子を叱るときは、下の子たちが気にするから寝た後に話すとか』
「今は話しているから待っていて」と優しく伝え、割り込みしてはいけないことを他のきょうだいに教える。怒る理由を子どもと話し合う。というようにただ単に「怒る」のではなく「叱る」「諭す」「教える」姿勢を意識するといいでしょう。そして子どもの行動の思いを理解し、きちんと向き合うことが大切なのかもしれません。投稿者さんはこの記事を読んで子どもの健気な思いを受け止め、自分らしい子育てを見つけられるといいですね。