【山鹿市】「ヘイ!タクシー!」と半裸の女性が手を振っている!?あの松本清張も訪れた謎スポット!!
山鹿市菊鹿町に珍スポット発見! 晴れた日に、車の窓を開けて、音楽を聴きながら、どんどん人の居なくなる道を走って、綺麗な空気を吸いながら行って参りました。
場所は山鹿市菊鹿町
熊本市内中心部から車でおよそ一時間。人が居なくなるにつれ、川の水がどんどん美しくなってきて、これだけでテンションが上がります。広い道で車を脇に寄せて、美しい川の流れを見るだけで、心に栄養が入っていくようです。
このような道がどんどんと狭くなってきます。菊池鹿北線です。
川も細くなってきますが、透明度も更に増してきます。
三本もの飛行機雲が滲んで行く様子はまるで絵画ようでした。
どどーんと開いた岩
目指して行かないと、木が茂っているので見逃してしまいます。
どーーーんと岩が開いた場所、こちらが、「天岩戸岩陰遺跡(あまのいわといわかげいせき)」です。
明暗のコントラストに胸がどきどきとします。
綺麗な階段があるので登れます。
こちらの遺跡からは昭和50年に熊本県文化課によって発掘調査が行われております。
こんな場所にたった一人…結構怖いです。
ひえっっ!
人魚いました…。びっくりなんですけど。 こちらは「天の岩戸」と呼ばれていることから、天照大神が天岩戸に身を隠した日本神話(天岩戸伝説)に基づき、作られた「比較的新しいもの」でした。
こちらの天岩戸岩陰遺跡は、間口約12メートル・奥行約8メートルとかなりの迫力で口を開けております。怖くてあまり深くは覗けませんでした。夜だともっと怖そう…。
不思議な模様にしばし吸い込まれそうに見つめてしまいます。
発掘調査では、縄文、弥生、古墳時代の土器、鹿野の角製の髪飾り、猪の牙製の首輪、貝の腕輪、石器類が出土したとの事。
とても長い間使われていたようです。
縄文時代後期の、埋葬された女性の人骨なども発見されたようです。 こちらに興味を持った作家松本清張も訪れて、「卑弥呼の出生地ではなかろうか」と、邪馬台国特集雑誌に写真付きで紹介したそうですよ!
文化財の指定は受けておりませんが、とても見ごたえのある遺跡でした。ぱっと外へでると、美しい畑と川があり、遠い場所から瞬間移動したような気分になるのも、面白い場所です。
きらきらのテーマパークとは真逆ですが、0円で楽しめる遺跡の旅、いかがでしょうか?