デジタルで救急学ぶ 横浜市、アプリ内で情報発信
横浜市は、子どもに多い急な病気やけがを防ぐための情報などを盛り込んだデジタルガイドブック「ジモトガイド横浜市」を9月9日から配信する。
市によると、2023年の市内の救急出場件数は25万4636件で過去最多を記録。救急隊が出場してから救急現場に到着するまでの時間が10年前に比べて2分延伸している。現在、市内に常設している救急車は85台で数には限りがある。急病やけがで困った時の電話相談窓口「♯7119」などを活用し、救急車の適正利用に協力することが大切だという。
市は子育て世代に救急に対する理解を深めてもらおうと、「救急の日」に合わせた企画を模索。「ジモトガイド横浜市」と銘打つデジタルガイドブックを考案し、株式会社キッズスター=東京都=が提供する社会体験アプリ「ごっこランド」内のコンテンツ「ジモトガイド」から利用できる。
崎陽軒とコラボも
株式会社崎陽軒とコラボレーションし、「横浜市消防局×崎陽軒9月9日は救急の日横濱月餅3個入」を約160の崎陽軒直営店で販売中。バター風味の皮で包まれたしっとりとした和風あんが特徴だ。