【夏の終わりの豆腐食堂】梅そぼろのレンジ蒸し豆腐
この夏、冷ややっこは何度も食べたから……。そんなあなたにこそ、つくってほしい豆腐料理があるんです。食べ心地は軽いのに、豆腐の持ち味はしっかり。この時季にうれしいメニューをぜひ、お試しください。
電子レンジにかける間に、ひき肉がおいしいそぼろに。豆腐にもうまみが程よくしみます。
【レシピ】梅そぼろのレンジ蒸し豆腐
1 豆腐はペーパータオル(不織布タイプ)で包んで5分間ほどおく。梅干しは種を除き、包丁で果肉をたたく。貝割れ菜は根元を落とし、2cm長さに切る。
2 ボウルにひき肉と1の梅干しを入れ、Aを加えてよく混ぜる。
3 1の豆腐は4等分に切り、深めの耐熱の器に入れて2を平らに広げてのせる。酒大さじ1をふってふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)に6~7分間かける。ラップを外し、貝割れ菜をのせる。
[1人分290kcal 調理時間15分]
【教えてくれた人】堤 人美(つつみ・ひとみ)
料理研究家。「たいがいの家には豆腐、お揚げさん、厚揚げが常備されているのでは」という京都府に生まれ、大豆製品に親しんで育つ。「好きな豆腐は、同郷ながら夫は木綿派、私は絹ごし派なんです」
撮影・野口健志
スタイリング・朴 玲愛
取材&文・奈良結子
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2024年9月号より抜粋