令和5年度消防庁長官賞を受賞!鎌ケ谷市少年消防クラブ
3月27日に鎌ケ谷市少年消防クラブが、令和5年度優良少年消防クラブ・指導者表彰で「優良な少年消防クラブ(消防庁長官賞)」として表彰されました。
子どもたちが高める地域の防災力
「少年消防クラブ」とは、少年少女が防火・防災について学習するための組織で、全国に約4100のクラブがあります(2023年5月時点)。
鎌ケ谷市内では1983年に、粟野第5班子ども会少年消防クラブが発足しました。
その後、他の地域の子ども会でも少年消防クラブの活動がスタートしましたが、近年は子ども会が減少したため、子ども会単位の活動は終了。
2020年4月に、鎌ケ谷市内の小学生を対象とした鎌ケ谷市少年消防クラブが結成されました。
現在は、小学4〜6年生までの30人(男16人、女14人)で活動しています。
活動は月に1回行っています。
年間を通して訓練や視察研修を行い、防火に関する知識や技術を習得。
1月の消防出初式では、日頃の消防訓練の成果を披露しています。
防火・防災活動を継続的に実施してきたことが評価され、昨年度、総務省消防庁から表彰されました。
安全への願いと決意を胸に
5月11日の訓練には、消防署の署員6人とクラブ員24人が参加。
「まわれ右」「敬礼」などの規律訓練や水消火器を使った消火訓練などを行いました。
初めて消火器を触る4年生の横には、消火器の持ち方や安全ピンを抜くこつなどをアドバイスする上級生の姿も。
毎年11月に開かれる消防広場では、クラブ員が市民に消火器の取り扱いを説明する機会もあります。
初めて参加した4年生は「私も早く完璧に覚えたい!」と意気込みを語っていました。
クラブのリーダーは2人体制。
中部小学校6年の羽鳥真理紗さんは「人前で話すのが苦手だったけど、前よりはできるようになった。1年間リーダーとして頑張りたい」と話し、鎌ケ谷小学校6年の今村快君は「1月の出初式ではかっこ良く成果を残したい」と胸を張って語っていました。
鎌ケ谷市少年消防クラブ
電話番号/047(444)3273 消防本部予防課
※入団時期は小学4年生の4月(任期は3年)
※年度末に市内の小学校の対象学年に案内チラシを配布して募集