1日1組限定。築120年の古民家をリノベしたアートのある民泊。地元の食材たっぷりのポトフが絶品|鳥取県若桜町
こんにちは!りんです。
今回は、鳥取県若桜町に2025年2月にオープンした、1日1組限定の特別な民泊をご紹介します。
ここでは「アートのある暮らし」を体験しながら、静かに自分と向き合う時間を過ごすことができます♪
泊まれるギャラリーはち
今回訪れたのは、若桜鉄道 若桜駅から徒歩約5分のところにある「泊まれるギャラリーはち」。
築120年の古民家をリノベーションしてつくられた宿で、若桜町に滞在制作をしたアーティストの作品が展示されています。まるで泊まれる美術館のような空間です!
この日は、CA兼na-naライターのしばちゃんと一緒に宿泊しました♪
宿泊体験
玄関を入ると、まず広々としたリビング。
ソファーに腰掛けてゆったりと過ごすこともできます♪
私たちが訪れたときには、鳥取出身の写真家・青木幸太さんの作品が展示されていました。
アートに囲まれると心に余裕が生まれる感じがして、自宅もこんな空間にしたい!と片付けを決意(笑)。
冬には薪ストーブの炎を眺めながら、贅沢なひとときを過ごすこともできますよ。
夕食
キッチンがあるので、自分で料理をすることも可能。調理器具や食器も揃っていて便利です。
また、夕食を注文することもでき、ここでいただけるのが季節ごとに変わる絶品ポトフ(1人前1800円~)。
春・夏は若桜町のブランド豚「吉川豚」、秋・冬は若桜の鹿肉を使ったポトフになります。
私が食べた吉川豚のポトフは、お野菜の甘みと豚の旨味がスープに溶け込んで、思わず感動の味わい。
オリーブオイル以外はすべて若桜町の食材を使っているそうで、地元愛を感じました。
気づけば野菜をぺろりと完食していて、体の内側から元気になれる料理でした。
地元の食材を持ち込むのもおすすめです。私たちは若桜の酒蔵「太田酒造」さんで日本酒「辨天娘」と、奈良漬・鯖の熟鮓を購入。お酒が進んで、永遠に晩酌できそうな気分でした。ちなみに太田酒造さんでは酒蔵見学もできるので、旅の楽しみにぴったりです。
食後には「弁天まんじゅう本舗」さんの「弁天まんじゅう」と「おやき」を。弁天まんじゅうは、午前中に売り切れることもある人気商品です!
もっちりとした生地にほんのり塩気のある餡が入っていて、一度食べるとやみつきになります!!
ベッドルーム
寝室にもアート作品が飾られていて、落ち着いた雰囲気。広すぎず狭すぎず、ちょうどいいサイズ感で、安心してくつろげます。山間の町なのでとても静かで、ひとりで泊まっても自分とじっくり向き合える時間を過ごせそうだなと感じました。
モーニング(700円)
朝食を注文すると、宿から歩いて5分ほどの「ギャラリーカフェふく」でいただけます。
メニューは「豆乳おからドーナツ」と「甘麹ヨーグルト」、そしてドリンクのセット。
豆乳おからドーナツは外はカリッ、中はふんわりで、素朴な甘さがクセになる美味しさ。卵・乳製品不使用なので、体にもやさしいお菓子です。
甘麹ヨーグルトは若桜町の「藤原みそこうじ店」さんの甘麹を使用。甘酒のようなまろやかな味わいで、朝の体にすっとなじむやさしい味でした。
おわりに
「泊まれるギャラリーはち」を運営するのは、鳥取市鹿野町出身のイラストレーター・ひやまちさとさん。関西や海外で暮らしたのち、2018年に若桜町へ移住されました。現在はギャラリーカフェふくやシェアハウスなども手がけています。
旅をすると、一番心に残るのは「人」。ひやまさんもその思いを大切にし、若桜に訪れた旅人に「またこの町に来たい」と感じてもらえるような場所をつくりたいと考えているそうです。
「おかえり」と言えるような町にしたいという気持ちから、この民泊が誕生しました。
静かな山あいでアートに触れながら、自分自身と向き合える時間を過ごせる「泊まれるギャラリーはち」。
忙しい毎日から一歩離れて、心をリセットする旅にぴったりの場所ですよ♪
若桜町のグルメや観光スポットは、鳥取県若桜町特集ページでまとめて紹介しています!
詳細
泊まれるギャラリーカフェはち
料金:
(1名利用)13,500円/1泊
(2~4名利用)25,000円/1室
お子さまの添い寝の場合は無料
寝具の利用がある場合は+3500円/1名
※2025年11月時点の価格
電話番号:070-8901-3197
駐車場:若桜駅駐車場利用
<Instagram>
<予約サイト>