旧モーガン邸で5月3日から ふじさわアートフェス 野外ならではの見どころも
旧モーガン邸(大鋸1122)の庭園が舞台の野外美術展「ふじさわアートフェスティバル」が5月3日(土)から5日(月)まで開催される。
8回目を数える今回は44団体の作品が並ぶほか、楽器演奏やライブペイントなどのパフォーマンス、手芸作品のワークショップも行われる。
どのような作品が出展されるのか、前日まで分からないのが同展の特徴だ。「今年はどんな作品が並ぶのかすごく楽しみ」と同フェス実行委員長の柏葉子さんは話す。
野外のため電気は通っておらず、作品は雨風にさらされることもある。「自然環境によって色や形を変えることを逆手にとった作品も毎年多く、作家の工夫も見どころの一つ」と柏さん。
招待作家として、藤沢出身の美術作家で仏像を題材にした作品で知られるTETTAさんや、漫画家のしりあがり寿さん、陶器のヘルメットを被るパフォーマンスを展開するASADAさんが登場する。
会場ではクイズに答えながら巡る「旧モーガン邸deトレジャー」やマルシェが毎日開催、緑花文化士による自然の観察会も初日に行われる。
昨年は約800人が来場した同展。「老若男女が楽しめ、美術に触れ合うことができるイベントとしてますますパワーアップしていきたい」と意気込む。
午前10時から午後4時(最終日は3時まで)。入場無料。問い合わせは同実行委事務局【携帯電話】090・6043・0094まで。