古民家の中は古き良きアメリカ?レトロこみちの『starbase cafe』 洲本市
淡路島・洲本レトロこみちの北端に立つ古民家に、古き良きアメリカを感じるカフェ『starbase cafe(スターベースカフェ)』が8月にオープンしたと聞き、取材に行ってきました。
四つ筋の一画にある風情ある古民家。大きなくまさんがお出迎えしてくれます。
店内に入ると、まず目につくショーケース。中には限定品のコンバースやそのグッズ等が並んでいます。
さらに奥に入ると、2階の吹き抜けがあり中は広々とした印象。そこかしこに、星マークのグッズや年代物のポスター、アメリカ雑貨等が飾られています。店舗の建物は、洲本市最古と言われる築約400年の古民家。その中がアメリカンな空間というギャップが、何とも新鮮です。
同店は、レトロこみちの南エリアでヴィンテージコンバース等を取り扱う「freestars」の店主・宮崎慎太郎さんが、満を持して開いたカフェ。店内のアメリカングッズや、コンバースのマークにも通じる星の意匠のグッズたちは、すべて宮崎店主のコレクションです。
朝は8時半からモーニング、ランチタイムを経て、夜にはちょい呑みBarと、1日中楽しめる同店。切り盛りするのは、店長の千野恵梨奈さんです。
モーニングメニューでは、千野店長お手製の焼きたて自家製食パンが味わえます。
記者はこの日、ランチメニューの「ハンバーグプレート」を頂きました。同店では、お料理やドリンクは、ファイヤーキングのヴィンテージ食器やUSブランド「FISHS EDDY」のお皿で提供されます。
淡路牛100%のハンバーグは、中までじっくりと焼かれてお肉の味が濃く、焦がし玉ねぎの風味が効いた甘いソースと良く合います。ボリューム満点の1品!
スープは200円プラスで「玉ねぎまるごとスープ」にアップグレードできます。ブランド玉ねぎ「あみたま」を1個まるまる使ったスープは滋養たっぷり。できる限り地元・淡路島産の食材を使用するのも、宮崎店主のこだわりです。
こちらは、同店名物の「スターブルー」と「スターイエロー」。「スターレッド」もあります。星形のボトルにフルーツ味のソーダが入った可愛いドリンクは、テイクアウトに大人気です。
物販スペースも充実。日本全国の手づくり作家から集まった作品を販売するスペースの他、淡路島のお洒落な物品を集めたお土産コーナーもあります。島内ではここでしか出会えない品物も多いはず。
「コンバース好きの人はもちろん、地元の人や観光客等いろんな人が集まるカフェになれば」と、宮崎店主は話します。店主の『好き』の想いがぎっしりと詰まった、宝箱のようなお店。洲本の歴史を知る古民家に、新たな時間が流れ始めました。
場所
starbase cafe(スターベースカフェ)
(洲本市本町6-4-32)
営業時間
モーニング 8:30〜11:00
ランチ 11:00〜14:00
デザート 11:00〜17:00
ちょい呑みBAR 18:00〜21:00
定休日
不定休
駐車場
なし