2025年トマト栽培!農家厳選の品種3選! 極甘トマトはこれだ!
農業YouTuber黒壁の「誰でも手軽に家庭菜園」vol.5
YouTubeチャンネル「まるっと農業日記」を運営する黒壁勇人(くろかべ・はやと)さんが、誰でも気軽に家庭菜園を楽しめる方法をまるっとレクチャーする本連載。 第5回のテーマは「トマトのオススメ品種」。 甘いトマトを育てたいなら甘い品種を育てる方がいちばん!
これを育てれば、簡単にスイーツトマトが作れます!
家庭菜園の人気の野菜といえば「トマト」。ミニトマトや中玉トマト、大玉トマト、どれも日々の食卓やお弁当に欠かせない食材です。それが自分で育てられたら、嬉しいですよね!
トマトの品種は1万種類あるともいわれているほど、たくさんの種類があります。一体どんなトマトを育てようかと悩んでいる方に向けて、今回は、僕のオススメのトマト3選を紹介します。
初心者はミニトマトを育てよう!
ミニトマト・中玉トマト・大玉トマトの違い
ミニトマト:大きさ約2~3cm。育てやすくたくさん収穫できる初心者向け!
中玉トマト:大きさ約4~6cm。甘みと酸味のバランスが良く食べ応えあり! 少し手間がかかるが初心者でも育てられる
大玉トマト:大きさ約7cm以上。大きくてジューシーなトマトは雨や病気の管理が大変で中~上級者向け!
ミニトマト・中玉トマト・大玉トマトは、大きくなるほど栽培の難易度が上がるので初心者にはミニトマトが断然オススメです!
ミニトマトから始めて、少しずつ難易度をあげていくのもよいと思います。
フルーツトマトって?
トマトの中でも「フルーツトマト」が好き、という方も多いですよね。
フルーツトマトとは、「糖度が高いトマト」のことです。
もともと甘い品種もあるんですが、実はフルーツトマトは「水」「日当たり」「肥料」を管理して、栽培方法で作ることもできるんですよ。
でもそれはなかなか難しいので、甘いトマトが育てたいなら、甘いトマトの品種を選ぶことがいちばん手っ取り早く簡単な方法です!
甘党さん必見! 極甘ミニトマト3選
それでは、僕が自信をもってオススメする、極甘ミニトマト3選を発表します。
1. キャンディドロップ
糖度が12~13度ある、まさにキャンディのような濃厚な甘さが特徴です。育てやすくたくさん収穫できるのでオススメです。トマトなのにお菓子感覚で食べられますよ!
トマトってゼリー状の部分が苦手な方もいますよね。このトマトはゼリー状の部分が少ないのも特徴で、サクッとした食感です。また完熟しても形が崩れにくいのでお弁当に入れるトマトとしてもオススメの品種です。
1. プチぷよ
糖度は7~10度。まんまるでツヤツヤした見た目のトマトです。皮が薄くて口の中にいれるとプチッと弾ける新食感! 初めて食べたとき「本当にトマト?」と衝撃を受けました。
育てやすさでいうと、中級者向け。皮がとても柔らかいので裂果(実が割れる)に気をつける必要があります。ですが、ミニトマトなので収穫量は期待できますよ!
3.プリティーベル
糖度は7~8度。甘さと酸味のバランスが良いトマトです。
プリティーベルの特徴は、背丈が低くてもたくさん実がつくこと! ドワーフトマトといって、支柱がいらないほど背丈が低い品種です。
他の2つと比べると糖度こそ劣りますが、十分な甘さと酸味でちょうどよい味わいですし、なにより、狭いスペースでも栽培できるので、これまで家庭菜園に興味はあったけれどスペースの問題で諦めていた、というような人にはオススメすぎる品種です!
今回紹介した品種は、ホームセンターなどではなかなか売っていないので、オンラインショップをチェックしてみてください。
2025年のトマト栽培は、激甘トマトで楽しみましょう!
写真提供:YouTubeチャンネル「まるっと農業日記」