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「この人がいないと生きていけないかも…」という“夫婦関係”を築けた理由

saita

「この人がいないと生きていけないかも…」という“夫婦関係”を築けた理由

潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】 「良い花は後から」ということわざがあります。先に咲いた花よりも、後に咲いた花の方が美しいという意味を持つこの言葉。人生も同じだと思いませんか? 酸いも甘いも経験した40代頃からのほうが人生の豊かさを感じられるようになります。そんなことを意識しながら生きているkahoが日々思うことをお届けします。

夫がいないと生きていけない

少し前のこと。夜中にトイレに起きて寝室に戻ると、いつもはいびきをかいて寝る夫が静かに寝ていた。

「あれ? 生きてる?」と思って顔を近づけると、「スーッ、スーッ」と小さな寝息が聞こえた。

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「生きてた!」と安心して、自分の布団の中に潜り込み再び眠ろうとしたのだけど、「もし、夫に何かあったら私は生きていけないな。そんなことになったらどうしよう……」という気持ちになってしまい、そこから1時間ほど眠れなくなった。

この話をすると、友人たちに「うそでしょ?」と言われるけど、嘘でもなんでもなく、2日に1回は、「私は、この人がいないと生きていけないな」と思うことがある。

出会って23年。結婚して14年経つ。ずーっとこんな気持ちで一緒にいたわけではない。付き合ってから結婚までにもいろいろあったし、結婚してからも最初の数年はケンカばかりだった。

友達とランチをしては夫の愚痴。美容院で髪を切る間も夫の愚痴。どこでも、誰にもで夫への不満を語っていたような時期があった。

でも今は、ケンカもしないし夫への愚痴を誰かに話すようなこともない。

出会ってから、「今が一番好き!」を日々更新し続けている。

本当は離婚をする運命だった!?

昨年、友人の紹介で「インド占星術」というものを受けた。生年月日、時間、場所からホロスコープを作成してくれる。生まれた瞬間の星の位置や天体の配置を読み解きながら、その人の人生に起こることを教えてくれるというもの。

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生年月日と時間、場所で、その人の人生がほぼ決まっているなんて信じがたいことではあるのだけど、実際に受けてみると、「確かに! なるほど」と思うことばかり。

その鑑定を受けたときにおもしろいことがあった。

私は、1998年2月から2016年2月までの18年間が「ラーフ期」と呼ばれる時期だったそう。その時期に、夫と出会い、結婚をしたという話をしたら、「失礼ですが、その方とは今もご夫婦ですか?」と聞かれたので、「はい!」と答えると、「えっ!?」と驚かれた。

なんでも、その方がこれまで鑑定してきた人の中で、ラーフ期に出会いその期間内に結婚をした人は、100%ラーフ期のうちに離婚したそう。

「ラーフ期を抜けても離婚していない人がいるなんて……。初めて会いました」。

本当に驚いていた。持って生まれた星の位置的にも、私の人生には「離婚」の星があるらしいのだけど、今のところその星の影響はなさそう。

「運命を変えるような大きな出来事があったのでは?」と聞かれたときに、心当たりがあった。生年月日で人生の大半が決まっているとしても、生き方次第では運命さえも変えられるんだ! ということを知った。

夫婦関係が良好になった理由

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私も、生年月日からその人の才能や性質を見るという統計学の資格を持っている。その資格取得のために学んだとき、夫と私は全く違う個性を持っているのだということを知る。

私はそれまで、「好きな人にはこうするはずのに、何で夫はそれをしてくれないんだろう。私のことが好きじゃないんだ」と感じているようなところがあった。

でも、人にはそれぞれ個性がある。価値観だって違うし、愛情表現だっていろいろだ。

私は、「好きだよ~!」とストレートにぶつけるタイプだけど、夫にはそんな要素はゼロ。彼なりの愛情表現方法があるのだけど、私にとってそれはとてもわかりにくいものだった。

「私と彼は、違うんだ」という当たり前のことに気づけたとき、良い意味で、相手に対して無駄な期待をしなくなった。

それに、一度きりの人生、何をしてもどうしても愚痴しか出てこない相手だったら別々の人生を生きたほうが良い。共に生きていくと決めたらなら、どう良くしていくかということに頭も時間も使ったほうが良いというのが私の考え方だ。

そういう思考になってから、我が家の夫婦関係はとても良好。

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先週末、娘と一緒に『ウィキッド』を観に行ったら、4月に公開になる『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』 の予告が流れた。

私が今一番恐れていることが起こっている内容だった。その瞬間、涙がボロボロこぼれた。隣に座る娘がびっくりしているので、泣いている理由を説明したら、「ママは、本当にパパが好きだね」と言って娘は笑った。

潜在意識インタビュアーkaho/ライター

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