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【陸っぱりルアー釣り】ランカー捕獲の難易度ランキング 最難関はメバル?

TSURINEWS

尺メバル(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

釣りターゲットとなる魚にはそれぞれランカーサイズが往々にしてある。しかし、一言にランカーと言っても魚によってその釣獲難易度はバラバラだ。今回は私の独断と偏見によってそれらランカーの難易度を設定してみようと思う。また、陸からなのか船からなのかで難易度が大きく変わるので、今回は釣りの方法を「陸からのルアー釣り」で統一する。

アジ

難易度★☆☆☆☆

尺アジ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

30cmで尺アジ(メガアジ)、40cmでギガアジ、50cmテラアジとなる。尺アジはエリアによってはありふれた漁港にも居るのでそこまで釣るのは難しくなく、通常のアジングタックルでも十分キャッチできる。

が、それ以上のサイズになるとタイミングと場所、アプローチが嚙み合わないとまず出会えない上にパワーも強いので一般的なアジングタックルでは歯が立たないだろう。尺をとりあえずのランカーとするのなら難易度は低め。

クロダイ

難易度★★☆☆☆

クロダイ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

50cm越えは年無しと呼ばれ、年無し=ランカーとみていいだろう。都市部の河川にも入ってくるので人間にとってかなり身近なターゲットであり、年無しチヌ自体はそこまで珍しくない(釣れるかは別として)。

クロダイが雑食性である為様々な釣り方があり、攻略の幅が広い。漁港、河川や磯等広い範囲に生息している。それらを加味して難易度はやや低め。

シーバス

難易度★★★☆☆

シーバス(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

ルアーゲームを代表するターゲット。80cmからが全国的に見てランカーサイズと言えるだろう。都市部であっても河川に入ってくるため身近な魚だ。

人との距離が近く、比較的大型を狙い撃ちしやすいターゲットでもあることから、難易度としては中クラスとさせていただく。

ブラックバス

難易度★★☆☆☆~★★★★☆

50cmを超えるバスはランカーバスと呼ばれる。ブラックバスに関しては、大型個体が釣れるスポットに通えるかどうかというのが難易度に大きく関わってくるだろう。

琵琶湖や霞ケ浦水系に代表されるデカバススポットに近い場所に住んでいる人と、小規模なため池くらいしかないという人ではランカーバスのキャッチ確率は大きく変わってくるはずだ。場所によって大きく難易度が変わるため、ここでは変動制とした。

ヒラメ

難易度★★★★★

ヒラメ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

大型ヒラメはザブトンと呼ばれ、そのサイズは70cmを超える大型を指す。基本的にヒラメを狙う場合はサーフフィッシングが一般的だが、近年は人気上昇によりアングラー=ライバルが増えた。人気釣り場となれば日の出前からスタンバイしているアングラーが多く、出遅れて希望のスポットにエントリーすらできないということもしばしば。

そもそもそんなに数が出る釣りでもない。ライバルが多いうえに一見なんの変化もない砂浜の離岸流や地形変化を見極める技術が無ければコンスタントにヒラメの釣果を出し続けるのは難しい。50cmオーバーでも釣れれば十分満足なサイズであり、ランカーサイズともなれば難易度はかなり高いと言って良いだろう。

メバル

難易度★★★★★

尺メバル(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

30cmからのサイズがいわゆるランカークラスであり、通称尺メバル。メバルの成長速度は遅く、尺になるには10年以上掛かると言われている。それだけの期間を生き延びた尺サイズともなれば警戒心が高く、人の気配がある場所には基本的にはあまり寄り付かない。

磯や沖に面した街灯の無いテトラ帯等からの釣りで狙う事になる。釣り場的な難易度と希少性から難易度は最高に設定した。

<檜垣修平/TSURINEWSライター>

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