南魚沼市市制施行20周年記念『おにぎり&ミュージックフェス』オフィシャルレポート
10月26日(土)に新潟県南魚沼市・八色の森公園で開催された南魚沼市市制施行20周年記念『おにぎり&ミュージックフェス』のオフィシャルレポートが到着した。
10月26日(土)に新潟県南魚沼市・八色の森公園にて、南魚沼市市制施行20周年記念『おにぎり&ミュージックフェス』を開催。秋晴れの中、4,000人の多くの市民が訪れ、南魚沼産コシヒカリの新米で握った美味しいおにぎりを食べながら音楽とお笑いのライブを楽しんだ。
“おにぎり”は、日本の文化、日本のソウルフード
昨今、おにぎりブームが到来し、豊富な具材の組み合わせで握りたてのおいしさを届ける「おにぎり専門店」も年々増加し、世界にもそのおいしさが伝わり、国内外で大人気。現在放送中のNHK連続テレビ小説『おむすび』や、雑誌やTVでも「おにぎり特集」が組まれるほど、日本食の原点、日本の国民食の”おにぎり“が注目を集めている。
人気の「おにぎり専門店」が出店
新潟・南魚沼市の名店「にぎりめし てっぺん」は、今まで握ってきたおにぎりの“てっぺん”を目指そうと、米、水、海苔、具材にとことんこだわり、冷めても美味しいおにぎりを販売。
そして、一般社団法人おにぎり協会の「おにぎりサミット(R)」地方版として、「おにぎりサミット(R)ローカル」を南魚沼にて開催。東京・大塚にある行列必至の人気店「おにぎり大塚ぼんご」(創業1960年)は、ふっくらとしたご飯の食感と具材の豊富さが自慢。東京・浅草にあるミシュランガイド東京ビブグルマンにも掲載されている老舗店「おにぎり浅草宿六」(創業1954年)は、厳選された国産の米と新鮮な具材で握り、おにぎりの美味しさを届け続けている。「おにぎり大塚ぼんご」女将・右近由美子さん、「おにぎり浅草宿六」店主・三浦洋介さんも参加し、新潟と南魚沼産コシヒカリを愛する2人の絶品おにぎりを南魚沼で味わえるまたとない機会となった。
また、「おにぎり専門店」とライブ出演者とのコラボおにぎりも数量限定で販売し、完売続出の大盛況! ともに新潟出身の「おにぎり大塚ぼんご」女将・右近由美子と小林幸子による “ラスボスおにぎり” は、小林幸子の大好物のカニを使った、大きなサイズのインパクトあるおにぎり。
「おにぎり浅草宿六」店主・三浦洋介とハイキングウォーキングによる“卑弥呼おにぎり”は、鈴木Q太郎の”卑弥呼様~”のネタから「卑弥呼おにぎり」と名付ける。お米は古代米と南魚沼産コシヒカリをブレンドし、卑弥呼も食べていたであろう貝、今回はアサリのしぐれ煮などを用いたおにぎり。
「にぎりめし てっぺん」とLittle Glee Monsterによる“リトグリ ONIGIRI”は、各メンバーの好きな具材を1個に組み合わせた具だくさんな爆弾おにぎり。(MAYU・アサヒ/紅鮭2倍)(かれん/ピリ辛高菜)(結海/おかか)(ミカ/焼きたらこ)(miyou/鶏そぼろ)など、この日にしか食べることのできないプレミアムなおにぎりを提供。
その他にも、南魚沼出身の鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)と塩沢の牧之通りに店を構える「牧之通りのらーめん屋」のコラボラーメン“南魚沼MAX!ラーメン”は、店長・のぞみさんの絶品チャーシューとQ太郎のこだわり豚骨ベースのスープにコーラの隠し味、南魚沼特産のしいたけや神楽南蛮味噌をトッピング。その他にも様々な食の出店が南魚沼市内外から集まった。
さらに、音楽やお笑いのライブでも20周年をお祝いした!!
■AMEMIYA
公開中の南魚沼市市制施行20周年企画の公式YouTubeチャンネル『南魚沼MAX!』のプレゼンテーターを南魚沼市長から直々にオファーを頂いたAMEMIYAがオープニングを飾った。
AMEMIYAがこぶしを挙げて登場すると会場から大きな拍手が起き、「生まれてきて一番テンションが上がってます。幸せです。ありがとう。小さい頃から夢がありました。それは必ず制覇したいステージ3つ。1つめは紅白歌合戦、2つめはFNS歌謡祭、そして何と言っても3つめは『おにぎり&ミュージックフェス』です。夢が叶いました。こういうフェスが生まれるのを待っていました。ありがとう!」とトークをした後、市長をステージに呼び込む。市長が「今日は南魚沼に多くの皆さんに来ていただいて、ありがとうございました。生まれた時からこのフェスを考えておりました」と話すと、AMEMIYAが「さすが!」と笑う。そして、「おにぎりはおいしい。絶対におにぎり食べてほしい。そして、このミュージックフェスはじまるんですよ」というAMEMIYAの言葉を合図に、市長とともに「『おにぎり&ミュージックフェス』始めます~♪」と代名詞的な楽曲を歌唱して華々しくフェスをスタートした。
最後の曲に「冷やし中華はじめました」を歌い、後半は、南魚沼がお米がおいしいこと、自然が豊かなことなどを替え歌にし、「南魚沼ファンになりました~♪」と締めくくった。
■DJみそしるとMCごはん
“おいしいものは人類の奇跡だ!”がモットーのくいしんぼうHIP HOP、DJみそしるとMCごはんは、まさにこのフェスにぴったりのアーティスト。トークでは「紛らわしいんですが、私一人で活動していますが、食べ物の名前でラップしたり歌ったりして活動しています。今日は南魚沼市20周年の大事なフェスに出演させていただきましてありがとうございます。おいしい食べ物の曲をたくさん歌って盛り上げていきたいと思います」とトークし、会場からは温かい拍手が。お米にまつわる曲も多くあり、この日はその中から「米夢☆米舞r.t.m.ONIGAWARA」や「どんまいr.t.m.米米CLUB」で盛り上げる。食欲をそそる曲が並び、ラストの「あの素晴らしい味をもう一度」の頃にはお腹が空いて、おにぎりを買いに行ってしまった人も多かったのでは。
■WE3M
さまざまなアーティストやTGC teenのオープニングアクトにも抜擢される、大阪の中高生ダンスボーカルユニットWE3M(ウィーム)。XGの「NEW DANCE」やRIE HATAの「GOING IN」をカバーし、キレのあるダンスを魅せた。 「私たちは昨日、全員大阪から来たんですが、いつもはTik Tokで動画を公開したり、今日のようなイベントに出演したりしています。」「このフェスで何か食べたいなと言ってたんですが、売り切れていて。『おにぎり&ミュージックフェス』なのでお米食べないと。そして、新潟は寒くなってきましたね。この寒さを私たちのパワーで温めるので、ぜひ最後まで楽しんでってください」と話し、オリジナル曲「HELLO NEW WORLD」でも観客を掴んだ。
■ハイキングウォーキング
南魚沼市市制施行20周年企画の公式YouTubeチャンネル『南魚沼MAX!』のプレゼンテーターの南魚沼出身・鈴木Q太郎と、松田洋昌のお笑いコンビ、ハイキングウォーキングが登場。
ステージに二人が登場すると、スーパーイリュージョンを披露! 鈴木Q太郎のコーラの一気飲み芸や、持ちギャグの「卑弥呼様!!」を披露。その後、松田洋昌がバランスボールに乗ってけん玉をするなど、二人曰く、スーパーな芸とスーパーではない芸を披露し、市民を笑いに包んだ。鈴木Q太郎の出身地でもある南魚沼市により、会場には同級生も駆けつけ、手を振り、故郷のフェスに出演できることを喜んでいた。
■Little Glee Monster
この10月でデビュー10周年を迎えるLittle Glee Monsterが登場。まずは6人の洗練されたハーモニーを聴かせるアカペラメドレーを会場に響かせると、「Join Us!」や「好きだ。」といったヒットチューンを連発し、会場は歓声と手拍子で一気に盛り上がる。中盤には、最新曲「Break out of your bubble」や、“米は力だ!”をキャッチコピーにした稲作アクションゲームをもとにしたTVアニメ『天穂のサクナヒメ』エンディングテーマ「ORIGAMI」が披露された。壮大な和テイストのサウンドと美しいメロディ&ハーモニーによる「ORIGAMI」は野外の開放感にもぴったりだ。南魚沼の名店「にぎりめし てっぺん」とのコラボおにぎり“リトグリ ONIGIRI”について「爆弾みたいな大きいおにぎりを食べてくれた人はいますか?大好評で即完売したそうですね」と話し、後半の「SAY!!!」ではライブの鉄板曲で観客を巻き込み、「Say!」「Yeah!」のコール&レスポンスで会場が一体となって、「世界はあなたに笑いかけている」で締めくくった。
■中川翔子
疾走感あふれる「空色デイズ」でスタートした中川翔子のステージ。長編VR映画『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』主題歌であり、11月20日(水)発売の新曲「ACROSS THE WORLD」を披露。「pretty please chocolate on top」と「rainbow forecast」では、“しょこたんフェス”への参加や『Shoko Nakagawa Birthday LIVE 2024 さんきゅう(年齢非公表)』のオープニングアクトを務めたWE3Mがバックダンサーを務め、一緒にダンスを披露し華やかでパワフルなステージとなった。歌い終えると「いい感じで汗をかいてきました。おにぎり1個分くらいはかいてるかな。歌っている瞬間に空の色が変わっていくなんてエモいね。山の色も染まってきて、中野区(東京)では見られない景色が広がっています。今日は新潟の皆に出会えてすごく幸せなので、最後の歌に行く前に皆と約束を。絶対また会えるようにこれからも頑張ります!」とトークし、「RAY OF LIGHT」や「ドリドリ」などアニメファンや子どもたちにも人気の曲で会場を盛り上げた。
■小林幸子
新潟出身の小林幸子がフェスの大トリとして登場。農林水産省初の公式「お米大使」に就任し、新潟県内にある「小林幸子田」では中越地震以降、毎年田植えを行っている。
ステージに小林幸子が登場すると、その存在感とオーラで一気に会場の空気が変わり「待ってました!」と言わんばかりの大歓声が。故郷新潟をテーマにした「雪椿」と代表曲ともいえる「おもいで酒」を続けて披露。「今日は皆さんにお会いできるのをすごく楽しみにしていました。南魚沼市市制施行20周年おめでとうございます。『おにぎり&ミュージックフェス』楽しんでますか?」と会場に投げかけると拍手が起きる。
サプライズ第一弾として、同フェスにも出演している中川翔子とのコラボ楽曲「風といっしょに」を5年ぶりに披露。そして、サプライズ第二弾には、南魚沼出身の鈴木Q太郎と「もしかしてPARTⅡ」をデュエット。同じ新潟出身の小林幸子にずっと会いたいと思っていたという鈴木Q太郎は、待望の対面でいきなりデュエットという大役を任されて緊張した様子だった。
そしてサプライズ第三弾として、“ラスボスおにぎり”をコラボした東京で行列のできる人気店「おにぎり大塚ぼんご」の女将・右近由美子さんが登場。コラボしたラスボスおにぎりに関して、「どんなおにぎりですか?」と小林幸子が聞くと、右近さんから「カニの爪とカニを入れて、カニの出汁で炊いたおにぎりです」と答え、小林幸子が「さっき1個食べました。すごい豪華!でめちゃくちゃ美味しかったです」と話す。その後、今年芸能生活60周年を記念してリリースされた100枚目のシングル「オシャンティ・マイガール」「青空の破片」を披露し大いに盛り上げ、ステージを後にした。大きな拍手と歓声が続く中、ショールをまとい再登場し「千本桜」のイントロが流れると会場から大きな歓声が上がり、「私の大好きな新潟県、そして南魚沼の皆さま本日はありがとうございました」と地元愛あふれるステージで終えた。
PHOTO BY 新保勇樹
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