【生活感のないお家】「隠す」「揃える」テクニックが詰まったお家をルームツアー!
今回ご紹介するのは、「生活感のない家」。せっかく家を建てるのであれば、まるでカフェのような非日常のおしゃれな空間に仕上げたいという方も多いのではないでしょうか。しかし人が生活する以上、生活感はどうしてもで出てしまうもの。しかしちょっとしたテクニックで、生活感を隠すことができるのです。
おもてなしにも最適な、生活感のないおしゃれな建築実例をご紹介します。
間取りはこちら
敷地面積61坪、延床面出来34坪の2階建て住宅。家族構成は夫婦2人となっています。書斎をLDK中央に設置した3sLDKのお家です。
この実例のポイントは、「見せない」「分ける」テクニック。負担にならずに生活感0の家を保てる秘訣についてご紹介します♡
モルタル風の外観
グレーでモルタルのような雰囲気の外観。スタイリッシュな印象に仕上がっており、前を通った人も思わず振り返るようなおしゃれさを実現しています。
玄関付近は風の通り道をつくり、心地よく風が抜けていくほか見晴らしもばっちり。
白とグレーを基調とした玄関。外観のスタイリッシュさとはまた違った、カフェ風の落ち着ける空間を演出しています。また玄関には天井いっぱいに広げたFIX窓を設置し、自然光を多く取り入れた空間に。
ちなみに、FIX窓とは開閉機能のない窓のことです。
グラフテクトのⅡ型キッチン
LDKに入ると、グラフテクトのⅡ型キッチンがお出迎え。シックなブラックの色味でクールなキッチンに仕上がっています。グラフテクトキッチンの良さは、なんといっても間取りに合わせてレイアウトやサイズが選べる点。どのレイアウトにしても金額は変わりません。
今回のⅡ型キッチンは、調理場も広くゆったりとスペースを使えるものになっています。またⅡ型キッチンの場合、換気扇がダイニング側に来ないことや、コンロなどは壁側に付くため油跳ねを気にしなくてよい点です。洗浄力の高いボッシュの食洗器も導入し、家事楽も実現しています。
生活感がどうしても出てしまうキッチンやダイニングですが、この実例では冷蔵庫を奥まったパントリーに「隠す」というテクニックを使っています。ダイニング側から見てみると、コンロ右側にある冷蔵庫は壁に隠れて見えなくなっていますね。これが生活感を隠すテクニックの1つ目です。
パントリー付近には数センチほど壁がせり出すように設計されています。こうすることで、ダイニングからはほとんど冷蔵庫が見えなくなります。
キッチン付近の奥まった部分にパントリースペースを設けることで、収納も楽になりますね。
キッチン壁際に正方形のFIX窓を設置しているのもオシャレなポイント。非日常な空間となっています。
ダイニングとリビングを分けた空間
リビングとダイニングの空間を切り分け、ダイニングは家族で食事を楽しむ場、リビングはテレビなどを見てくつろぐ場という風に空間を分けています。リビングは天井まで広がっている窓を設置し、開放感満載の空間に。リビング後方のデコマドも、おしゃれな演出に仕上がっていますね。
自然光も多く差し込む明るいリビングを実現できます。窓の高さを合わせることで、よりハイセンスな空間に。
カーテンボックスをつなげることで、空間に仕切りができるため統一感も生まれます。
ガラス窓で仕切った書斎は、リビング直結ながらもどこかスペースを区切ったおこもり空間に。開放感を保ちつつも空間を分けられるデコマドが良いアクセントになっています。
トイレにも隠す収納
トイレも生活感を与えやすい空間ですが、こちらの実例では矢印マークの壁にご注目。
壁の中に空洞をつくり、収納棚にしています。奥まった部分を収納空間にすることで、トイレットペーパーなど必要なストック類を目立たせずすっきりとした見た目に仕上がりますね。
まとめ
今回は、生活感のないお家をルームツアーでご紹介しました。真似したいテクニックはありましたか?ぜひこれらのテクニックを参考に、好みのお家をつくってみてくださいね!
紹介した動画はコチラ→
https://www.youtube.com/watch?v=eB9p5JYglH0