市民団体「なばり9条の会」20周年のつどい 27日に名張で
恒久平和の実現、戦争放棄などの志を抱く市民有志による団体「なばり9条の会」の「20周年のつどい」が、4月27日午後1時30分から三重県名張市美旗町南西原の美旗市民センターで開かれる。
前半は「平和と共に『歌』を」と題し、名張市在住のメゾソプラノ歌手・藤原靖子さんが、中嶌聡子さんのピアノ演奏で「オー・シャンゼリゼ」「アルデバラン」など平和にちなんだ5曲ほどを歌う。後半は、京都精華大の白井聡准教授が「社会の崩壊に向かう資本主義 私たちはなぜこんなに生きづらいのか」と題して講演する。
同会の川合一葉さんは「この20年で社会情勢や政治姿勢は変わってきたが、平和について考える機会や団体は増えてきたと思う。どうすれば人間らしく、生きやすい平和な世の中になるのかを考える機会にして頂けたら」と参加を呼び掛けた。
参加費は800円(資料代)で、高校生以下、障害者手帳を持っている人は無料。終了予定は午後4時。
問い合わせは川合さん(0595・66・1388)まで。