行政主導で「いざ」に備え 山崎 広子さん(67)(公明党4期)
――市議会議員を目指したきっかけは。
「生命保険会社で働きながら子育てをしていた際、保育園に預けられるまで9カ月かかった。現実として働きながら子育てをする難しさを感じた。また、娘が小学5年生の頃、荒れていた学校で授業を見守る活動に参加した。そうした時に市議の話をいただき、行政が果たす役割の大切さを感じたことから、頑張ってみようと出馬した」
――2011年の初当選から経過したこの14年を振り返ってみて。
「初当選のとき、市庁舎の建て替え問題があった。市民の声を反映させることに全力を尽くした。インフラ、公共施設の老朽化が課題となるが、職員の力、市民の力を結集して市が補完していくことが大切。いざという時に備え、行政が主導することが大事だ」
――茅ヶ崎の課題は。
「市民の生命を守るため、インフラ整備は先見性を持った専門職を生かして取り組む必要がある。能登では下水道の老朽化で復旧が進まないという事案があったため、昨年の12月議会では一般質問で市に下水道の経年劣化の対策をただした」
――リラックス法は。
「4年前に難病にかかり手術を経験した。そのため、休日は大河ドラマを見るなどしてリラックスしているが、以前楽しんでいたゴルフをまた始めてみたいなと思う」