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約10年間の歴史が詰まった『僕のヒーローアカデミア』原画展レポート|堀越耕平先生による大迫力の直筆原稿&イラストが多数展示! 等身大“黒デク”フィギュアやフォトスポットも必見

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

堀越耕平先生による漫画『僕のヒーローアカデミア』の原画展が、2025年6月21日(土)~8月31日(日)、CREATIVE MUSEUM TOKYOにて開催中です!

5つに分かれた展示エリアでは、主人公・緑谷出久(通称「デク」)をはじめ、ヒーローたちの歩みを描いた原稿や資料が時系列に沿って展示されています。線画やネーム、制作秘話なども公開されており、数々の名シーンが完成するまでの過程を間近で見ることができる貴重なチャンスです。

さらに、等身大“黒デク”フィギュアや、本展覧会キービジュアルのフォトスポットなど、大迫力の見どころが満載。会場には堀越先生直筆のイラストやコメントも残されており、ファン垂涎の空間となっています。

本稿では『僕のヒーローアカデミア』の魅力を余すところなく堪能できる、本展覧会の模様をお届けします。

※前期日程チケットは完売しております。後期日程チケットも完売次第終了となります。

【写真】堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』原画展レポート

約10年間の歴史が詰まった『僕のヒーローアカデミア』原画展レポート

カバーイラストで振り返る『ヒロアカ』

会場に入ってすぐの「Prologue area(プロローグエリア)」では、これまでに刊行されたコミックスのカバーイラスト41点とともに、作中の出来事を切り抜いたタブロイドが。

『僕のヒーローアカデミア』連載開始から約10年間の歴史を一気に振り返ることができるエリアです。

雄英での青春を追体験

「Zone1 「架空(ゆめ)」は「現実」に。」と題したエリアでは、デクがヒーローとしての1歩目を踏み出した“ヘドロ事件”に始まり、「全面戦争」までの原稿がズラリ。

雄英に入学したデクの高校生活に焦点が当てられ、季節ごとに学校行事をフィーチャー。堀越先生による解説&直筆イラストが迫力を添えています。

エリア中央には、デクやオールマイト、オール・フォー・ワン、死柄木弔らにフォーカスを当てたコーナーも。各キャラクターの名シーンがピックアップされています。

迫力満点の等身大“黒デク”フィギュアに圧倒される……!

「Zone2 「ヒーロー飽和社会」の終焉」エリアでは「第二次決戦」までの原画が展示されています。線画やネームもあわせて展開されており、原稿が完成していく工程が見ることができるのも大きな見どころです。

使命を一人で抱え込み突き進むデク……。そんなデクに手を差し伸べ、一緒に進もうとするクラスメイトたちの姿は涙なしには見られません。デクのために麗日お茶子が声を上げた名シーンに心が震えます。

また、エリアの一角では、等身大“黒デク”フィギュアが来場者を待ち構えています。細部までこだわられた造形は迫力満点。まるで“黒デク”と相対しているような気分を味わうことができます。

瓦礫の中で繰り広げられる「ヒーローVS敵(ヴィラン)」の戦い

「第二次決戦」で繰り広げられた、ヒーローとヴィランの戦闘。「Zone3 ヒーローと敵(ヴィラン)、最後の戦い。」では、この様子を振り返ることができました。

お茶子とトガヒミコの戦いや、連載時大きな話題となった、死柄木弔との戦闘で倒れた爆豪勝己のシーンなど、全力を尽くして戦うヒーローたちの姿に目を奪われます。

歩を進めるごとに激しさを増すヴィランとの戦い。瓦礫を模した造作物の中に、それぞれの最終決戦が展示された、見応え抜群のエリアです。

新時代の幕開け

オールマイトが「アーマード・オールマイト」となって登場したシーンに胸が熱くなる……!

そんな名シーンも振り返ることができる「Zone4 繋ぎ、紡がれる想い。」では、再登場を果たした爆豪勝己とデクが共闘し、死闘を繰り広げたシーンが立体的に広がる展示となっています。新時代の幕開けを象徴する印象的な場面をダイナミックに表現。

また、本展覧会キービジュアル「ヒーローVS敵(ヴィラン)」の特大パノラマフォトスポットも。大迫力のキービジュアルの前で、ぜひ写真を撮ってくださいね!

▲本展覧会の開催を記念したオリジナルグッズも!

堀越先生の多数の原画やコメントとともに、デクたちが「最高のヒーロー」になるまでを振り返ることができる本展覧会。『僕のヒーローアカデミア』の数々の名シーンを描いた直筆原稿を間近で見ることができる、貴重な機会となっています。

全『ヒロアカ』ファン必見の空間。ヒーローの誕生と活躍、彼らを待ち受ける運命、そしてみんなで作り上げた明るい未来を全身で感じることができました。少年少女たちが取り戻した“日常”の記録を、その目と身体で今一度確かめましょう。

【取材・文:柴山夕日 編集:西澤駿太郎】

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