【発表会レポート】カネカ、「ピュアナチュールオーガニック」×TOHAKU茶館コラボで酪農の未来を拓く! A2ミルクの可能性に注目
5月30日、カネカは東京国立博物館内の「TOHAKU茶館」にて発表会を開催し、同社の「ピュアナチュールオーガニック」を使用した期間限定メニューをTOHAKU茶館とのコラボレーションで展開することを発表しました。深刻化する酪農危機を背景に、A2ミルクの特性を活かした製品を通じて、酪農支援を目指すカネカの取り組みに注目が集まりました。
酪農危機を救う一手となるか? カネカが挑むA2ミルクの可能性
発表会で、天川隼人さんは、国内酪農業が危機的な状況にあることを改めて強調しました。カネカは2018年より乳製品事業を開始し、酪農家への支援を続けています。今回のコラボレーションは、多くの人に乳製品に関心を持ってもらい、酪農の現状を知ってもらうきっかけにしたいという強い思いから実現しました。
カネカが展開する「ピュアナチュールオーガニック」は、グループ会社の別海ウェルネスファームで生産されたオーガニック牛乳のみを使用しています。中でも特筆すべきは、A2ミルクであること。一般的な牛乳に含まれるA1たんぱく質に対し、「ピュアナチュールオーガニック」はA2たんぱく質のみを含んでいます。A2ミルクは、お腹にやさしいと言われており、近年世界中で需要が高まっています。
カネカはA2ミルクの普及を通して、国内のオーガニック市場を拡大し、酪農業の活性化を目指しています。
TOHAKU茶間とのコラボメニューでA2ミルクの魅力を体感!
東京国立博物館にあるTOHAKU茶館では、抹茶ラテ、トロピカルヨーグルト、かき氷など、「ピュアナチュールオーガニック」を使用した特別メニューが期間限定で提供されます。歴史ある茶室で、カネカの高品質なA2ミルクを使用したメニューを味わえる、貴重な機会です。TOHAKU茶館の運営責任者は、日本の芸術や文化を未来に残すという理念のもと、今回のコラボレーションを通じて日本の魅力を発信し、地方創生にも貢献したいと語りました。
文化と酪農の融合:未来への架け橋となるか
今回のコラボレーションは、単なるメニュー提供にとどまらず、日本の文化と酪農を結びつけ、地方創生にも貢献する新たな取り組みです。カネカは、今後も「ピュアナチュールオーガニック」の販売を通じて、オーガニック乳製品市場の拡大とA2ミルクの普及を目指し、国内酪農業の持続可能な発展に貢献していく考えです。
提供期間:2025年6月1日~6月29日
場所:東京国立博物館内 TOHAKU茶館
■コラボレーション企画概要
名称 :カネカ×TOHAKU茶館
開催期間 :2025年6月1日(日)~6月29日(日)
場所 :東京国立博物館『TOHAKU茶館』
営業時間 :10:00~16:30(LO 16:00)
定休日 :毎週月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)
内容 :カネカ「ピュアナチュールオーガニック」の牛乳とヨーグルトを使用した期間限定メニューの提供
取材・文/FYTTE編集部