下水道管の緊急点検「管路に異状なし」
赤穂市は3日、市内の主要な下水道管を緊急点検した結果、異状は確認されなかったと発表した。
埼玉県八潮市で今年1月に発生した、下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没事故を受け、市は2月4日から7日まで、管径50センチ以上の鉄筋コンクリート管が埋設されている場所の路面状況を巡視。さらに同月13日から20日まで管径1メートル以上の下水道管(約3キロ区間)を対象にマンホールからカメラを入れて管の内部にひび割れや堆積物がないか確認した。
市下水道課工務係は「点検の結果、土砂の堆積や管路の破損などの異状は確認されなかった」と発表。「今後も必要な点検を行っていく」としている。