夏休みのおでかけ先に!土器から炊飯の歴史を学ぼう 赤穂市立有年考古館で企画展「ほかほかごはんの考古学」開催中 赤穂市
赤穂市立有年考古館(赤穂市有年楢原)で企画展「ほかほかごはんの考古学-土器からみた炊飯の歴史-」が、9月2日まで開催されています。入館料及び観覧料無料。
縄文時代の終わりごろ日本列島に伝わり、今では食卓に欠かせない「米・ごはん」ですが、実はその食べ方・炊き方の歴史については多くが謎に包まれています。
今回の展示では、土器に付着したススやコゲなどの研究により明らかにされつつある「ごはん」の歴史を最新の結果と共に紹介しながら、市内の遺跡より出土した土器や遺構からわかる「ごはん」の食べ方・炊き方の歴史について学べる展示になっています。
展示される土器や釜は、縄文時代や弥生時代をはじめ、古墳時代・飛鳥・鎌倉・室町時代から昭和中期のものまで計75点と見ごたえのあるもの。夏休みには家族そろって「ごはん」という食についての学びに触れてみてはいかがでしょう。
同館では展示解説・体験教室なども行っているそうなので、気軽に問い合せください。
<記者のひとこと>
各時代で調理方法が変化してきた「ごはん」の歴史を学べるのは、今までにない試みで興味深いです。夏休みの自由研究にしてもおもしろいですね。
開催日
2024年7月10日(水)~9月2日(月)
場所
赤穂市立有年考古館
(赤穂市有年楢原1164-1)
時間
10:00~16:00(入館15:30まで)
入館料
無料
休館日
火曜日
駐車場
あり(無料)
問い合わせ
赤穂市立有年考古館
0791-49-3488