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元パティシエが作る、家族みんなのおやつ。弥彦村「703scone」。

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元パティシエが作る、家族みんなのおやつ。弥彦村「703scone」。

弥彦大鳥居のほど近くに、「703scone」というスコーン屋さんがオープンしました。定番から変わり種まで、老若男女問わず楽しむことができる様々なラインナップが用意されています。ここの店長を務める大山さんは元パティシエなんだとか。お店をはじめたきっかけやスコーンのこだわりについて、お話を聞いてきました。

703scone

大山 奈穂美 Naomi Oyama

1984年三条市出身。高校を卒業後、三条市内のケーキ屋さんに勤務。結婚を機に弥彦に移住し、2024年10月に「703scone」をオープン。ビールとレモンハイが好き。

あるお店がきっかけではじめた、スコーンづくり。

――お店をはじめたきっかけを教えてください。

大山さん:結婚を機に友達に頼まれてケーキやお菓子を作ることがあったんです。そのときパティシエとしては働いていなかったんですけど、ちょうど1年くらい前にここのオーナーさんに「お店やらない?」って声をかけてもらって、それでお店をはじめようと思いました。

――はじめからスコーン屋さんをはじめようと決めていたのでしょうか。

大山さん:友達に勧められた「Scone Factory Glasgow」さんのスコーンに衝撃を受けたのがきっかけでした。そこから自分でスコーンを作るようになって、どんどんハマっていったときに、お店の話をいただいたんです。それでスコーン屋さんをはじめることにしました。

――お店をはじめちゃうほど、スコーンが美味しかったんですね。

大山さん:「Scone Factory Glasgow」さんのスコーンを買ってからは「買いに行かなきゃ!」ってくらい夢中になりました(笑)。ケーキもみんなに喜んでもらえるし、いいなとは思ったんです。でも子どもにはちょっと重かったりして、残しちゃうことがあったんですよ。でも、スコーンなら子どももすごい食べてくれたので、自分でも作りはじめるようになりましたね。

――大山さんはスコーンのどんな部分に魅力を感じたのでしょうか。

大山さん: いろんなフレーバーが作れるところですね。フルーツを入れるか、チーズを入れるかで、おやつにもおつまみにもなるんです。生地と具材の組み合わせのバリエーションが多いのが、自分の中で面白いと感じました。

――「703scone」の名前の由来はやっぱり……。

大山さん:自分の名前からとりました(笑)。お店の名前を考えるときにおしゃれな名前がいいけど、思いつかないし、英語もわからないし。それで昔、友達同士で手紙のやり取りをしていたときに「奈穂美」って書くのが面倒だったので、「703」って書いていたんです。それがちょうどよくって、お店の名前として採用しました(笑)

元パティシエが作る、みんなが食べられるスコーンを。

――お店で出しているスコーンはどんな特徴を教えてください。

大山さん:自分も子どももハマったっていうのもあって、ファミリー層に向けてスコーンを作っています。スイーツっていうよりはおやつをイメージしていて、気軽に片手で食べれるように意識して作っていますね。

――ふむふむ。

大山さん:実は最初、ケーキをイメージしていたので、スコーンの形が丸型だったんです。でもふと弥彦山が浮かんできて、お山の形も可愛いかなと思って今はお山型でスコーンを作っています。

――なるほど、それでこの形に。スコーンの味や具材でこだわっているところはどんなところでしょうか。

大山さん: パティシエをやっていたときの経験を活かして、見た目や食感にこだわって作っています。クリームの柔らかさとか、ナッツを入れてみた食感とか、全体のバランスをみて。味も同じで、クリームが甘めだったら、生地に苦みを持たせたりして、バランスを取っています。

――全種類食べて、違いを比べてみたくなっちゃいます。

大山さん:生地に使う小麦も香りが良くて、小麦だけでも甘さを感じることができるものを選ぶようにしているんですよ。

――へ~、小麦だけでも甘さが変わってくるものなんですね。

大山さん: スコーンの材料は小麦が主になるので、とても大きい要素なんですよ。市販の小麦とはぜんぜん違うなって思っています。今は製菓用と製パン用の小麦をブレンドして使っています。

――大山さんは元パティシエとのことですが、これまでの経験が役に立っていると感じるときはありますか?

大山さん:ここで作っているモンブランクリームは、ペーストを使わず、栗をつぶすところから作っているんです。今までやったことはなかったんですけど、パティシエ時代にスイートポテトを作るときに芋からつぶして作った経験が活かされていますね。

――作ったことがなくても経験からかたちにできるんですね。

大山さん:甘さが足りないなと思ったときに、前のケーキ屋さんで使っていたのを入れてみると、すごくおいしくなったことがあったんです。何かがちょっと足りないと思ったとき、パティシエ時代の経験が生きてきますよね。何かひとつ入れるだけで美味しくなるっていうのがわかって、材料ひとつひとつに意味があるんだなって改めて実感することができます。

――常時9種類のスコーンがあるんですね。いちばんオススメのメニューを教えてください。

大山さん:「ミルコーン」がうちの看板商品なんです。これはパイみたいにスコーンの生地とバターを折り重ねて作っています。味はプレーンとそんなに変わらないんですけど、生地とバターを分けて折り重ねるか、一緒になるかで食感がぜんぜん違うんです。

――工程がひとつ変わるだけで、食感が変わってくるんですね。

大山さん:サクサクっとした食感が他とは違う特徴なんですよ。スコーンを作っているときにパイと作り方が似ていると思って、調べてみたらパイみたいなスコーンを作っている人がいて。「やっぱりそうだよね、できるよね」って作り始めました。

――その発想はお菓子作りをしている人にしか見つけられないですね。

大山さん:他のメニューもパティシエ時代の経験はあるんですけど、Instagramからインスピレーションを受けたり、友達の食べたいものを聞いたりして考えることも多いです。9種類あるうちの1種類はおつまみ系のスコーンを用意しているので、甘いのが苦手な方にも食べていただけたら嬉しいですね。

――このラインナップなら家族みんなで食べることができますね!

大山さん:小さい子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、家族みんなで食べてもらうっていうのが理想です。

――オープンしてから約2か月経ちましたが、どんな気持ちでお店に立たれているのでしょうか。

大山さん:疲れるより、「楽しい!」と感じています。お客さんに喜んでもらえたかな……という心配もありますけど、友達を含め、来てくださるお客様には感謝しかないですね。

――最後に、今後の目標を教えてください。

大山さん:まずは作業効率のアップですね。パティシエをやっていたときみたいに、仕事をスムーズに進めて、試作する時間を増やしたいです。試作を繰り返して、みんなが驚くようなスコーンを作れたらと思っています。

703scone

西蒲原郡弥彦村矢作2018-6

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