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5種類のつわりを全て経験…。過酷だった私のつわり生活

たまひよONLINE

2020年の春から育休明けで職場復帰し、現在3歳と1歳の娘を持つママライターの愛です。
私は、25歳の時に長女の妊娠がわかり、26歳で出産しました。妊娠発覚直後、想像していたより遥かに過酷なつわりの日々が私を待ち受けていました。

待ちに待った妊娠‼ すぐに始まったつわりの日々


私は24歳で結婚し、すぐに子どもが欲しくて妊活したのですが、子どもができるのに半年かかり、25歳で長女の妊娠がわかりました。生理が遅れていたので、仕事から帰って1人で妊娠検査薬を試しました。そして、陽性が出た時は「やった!」と叫んでいました。

そして、初めての健診に行く前から、匂いに敏感になり始めました。外に出れば下水の匂いが、会社ではトイレの匂いが気になるのです。しかし、その頃の私は、妊娠したことによる症状に喜びさえ感じていました。

間もなく、匂いが気になる症状は吐き気を伴うようになりました。それは妊娠5週の頃。地獄の日々の始まりでした。

妊娠6週半から始まったつわり…5種類を経験


妊娠6週後半頃から、とても仕事に行ける状態ではないほどのつわりの症状が出ました。常に吐き気があり、空腹時には内臓が焼けるような感じがするようになりました。何かを口にすると、内臓が焼ける感じは治るのですが、妊娠8週頃には食べるとすぐに吐いてしまう状態でした。

食べること以外でも、食べ物の匂いや夫の整髪料の匂い、歯磨きなどが原因で吐いてしまうこともありました。

特に横になると吐き気が強く、寝る時は枕を高くして寝ていました。それでも何度か吐き、寝不足になりました。1日中眠気に襲われているのですが、寝起きの吐き気が特につらいため、なるべく日中は寝ないようにしていました。

妊娠12週頃、飲み込めないほどのよだれが出るようになりました。よだれをたくさん飲み込むと吐き気がさらに増します。

こうした全てのつわりの症状は、安定期に入るまで弱まることなく続きました。吐きづわり、食べづわり、匂いつわり、眠りつわり、よだれつわり。5種類のつわり全てを、私は経験したのです。

みんなが羨ましい…外に出られない日々


学生時代の友達で結婚や妊娠をしていた人は、当時ほとんどいませんでした。みんな独身で、自由に出かけたり、旅行したりしていました。

そんな中、私は安定期までは外に出ることもできず、眠ることもできず、ただただつらく長い1日を過ごしていました。

ソファーで天井を見上げながら唸り声をあげ、食べては吐くことを繰り返して過ごす。夫が帰ってくると少し気が紛れましたが、夫が先に寝てしまった後、終わりが見えないつわりのつらさに、声をあげて泣いていました。

SNSを見ると、友達はディズニーランドに行っていたり、旅行していたりと、楽しく充実した日々を送っているのです。望んで叶った妊娠で、私にとって幸せでたまらないことのはずなのに、その時は周りが羨ましくてたまりませんでした。

つわりの時は栄養よりも食べてもつらくない食べ物を


私の場合、吐きつわりと食べつわりのどちらもあったので、食べないでいることはできないけれど、食べるとよく吐いてしまう、という状態でした。そのため、吐いても気持ち悪くなりづらい食べ物を選んで食べていました。

食べやすくて、吐いてもダメージが少なかったのは、いちご、みかんの缶詰、メロン、冷たいバナナなどの果物。そして主に毎日食べていたのは、バニラアイスとコーヒーゼリーでした。

かなりの偏食で、胎児に影響はないのかと心配になりそうな食事ですが、医師からも「つわりの間は食べられるものを食べ、栄養面を考えるのは安定期に入ってからで良い」と言われていました。

安定期に入る頃には、食べつわりや吐き気はあるものの、吐くことはほぼなくなったので、味が薄めな普通の食事を取れるようになりました。

私の場合、食べつわりと吐き気は出産まで続き、妊娠後期もマイナートラブルが多く、最後までつらいマタニティ生活を送りました。それらを乗り越え、妊娠41週、帝王切開にて身長48cm、体重3075gの元気な女の子を出産しました。重いつわりと闘いながらも、赤ちゃんを守り抜いて無事に産むことができた自分を誇らしく思っています。

[愛*プロフィール]
3歳と1歳の娘を持つ2児のママです。常勤で働きながらライターの仕事も始めました。まだまだ新米ママで、子育てが上手くいかずに落ち込むこともありますが、夫や子どもたちに助けられながら、楽しく過ごしています。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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