ハイテクメイト湘南 旧邸宅で別荘文化学ぶ 洋建築企画・山口会長が講演
湘南地域を拠点とする異業種企業による交流グループ・ハイテクメイト湘南の3月度例会が3月26日、茅ヶ崎市南湖にある旧邸宅をリニューアルした貸し間「木熨斗(きのし)」で開催された。
洋建築企画の山口洋一郎会長が講師を務め、九代目市川団十郎の別荘「孤松庵」をはじめとする茅ヶ崎の別荘文化の成り立ちのほか、木熨斗の設立経緯などを紹介。山口会長は旧邸宅の設計について「庭園はほとんど残し家相に忠実に造った。茅ヶ崎らしい庭をどう建築と調和させるかにこだわっている」とし、「さまざまな形で利用してほしい」と話した。参加者からは設計に関する質問が上がるなど関心の高さがうかがえた。