美容機器のヤーマンが売上高を350億円から250億円に大幅な下方修正
美容機器メーカーのヤーマンは3月14日、2025年4月期の連結業績予想の修正を発表した。売上高は250億円(修正前は350億円、前年比21.9%減)、営業利益は9億円(同25億円、同116.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億円(同15億5000万円、同176.2%増)に修正した。売上高は当初の予想から100億円の減額見込みとなった。
長引く円安や原材料費の高止まりなどの影響で第3四半期は減収減益となり、売上高、利益ともに計画を下回っている。ヤーマンの2025年4月期の第3四半期決算(累計)は、売上高は190億3300万円(前年同期比25.7%減)、営業利益は8億1700万円(同55.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億2400万円(同3.0%減)だった。
2023年11月に東京・銀座に出店した初のフラッグシップストア「ヤーマン ザ ストア ギンザ(YA-MAN the store GINZA)」が昨年12月に単月売上が過去最高を更新するなど明るい材料はあるものの、今後は取り組み方の見直しや販売の梃入れを図っていくとしている。