生駒のトンネルで生まれた「限定日本酒」!9月8日から発売中!【旧生駒トンネル・生駒隧道プロジェクト】
生駒のトンネルで生まれた「限定日本酒」!9月8日から発売中!【旧生駒トンネル・生駒隧道プロジェクト】
近畿日本鉄道が所有する旧生駒トンネルの安定した温度・湿度を利用し、生産者に製造場所を提供する「生駒隧道プロジェクト」。
今回は奈良県生駒市にある中本酒造店の日本酒が取り出されるということで、同行した。
また、取り出した商品の発売日も決定したのでご紹介。
生駒隧道プロジェクトとは?
『株式会社アド近鉄』が手掛けるプロジェクト。
近畿日本鉄道(近鉄)の前身である大阪電気軌道が1914年(大正3年)に開通させた旧生駒トンネルの特別な環境を生かした取り組みを行っている。
熟成された日本酒やワインなど、ここでしか味わえない商品が続々と誕生している。
生駒隧道プロジェクトの商品として販売予定
この日の気温は真夏ということでトンネル外は約30℃。
朝方に雨が降っていたが、トンネル内の気温と湿度はいつも通りの数値を示していた。
今回でこのプロジェクトでトンネル内に入らせていただいたのが3回目になるが、季節や天候を問わずこの温度、湿度が保たれていることには毎回驚く。
今回、取り出された日本酒は、中本酒造店の純米大吟醸を30日間トンネル内で熟成させたもの。
カタシモワインフード株式会社に続き、オリジナルブランド「生駒隧道」の第2弾の商品として9月中旬に発売予定。
「生駒隧道」限定のラベルが付くそうで、どのような新商品ができるか楽しみ。
持ち帰り、中本酒造店のみなさんで試飲したところ
「トンネル貯蔵の試みは、私たちにとっては大切な子供達を合宿に行かせているような気分でいました(ちゃんと眠れているか…と心配でした)。試飲してみると、味に深みが出て程よい熟成感で、あとに残る余韻も良し。試飲したほとんどが女性でしたが、大変好評でした。」
とメッセージをくださった。
株式会社中本酒造店の限定酒「月の旅人」が発売決定
そして、ついに発売決定!
その名も「生駒隧道 月の旅人 ―Tabito―」。
「晩夏」「清秋」「大月」の3種類が発売される予定で、まずは「晩夏」が2024年9月8日(日)に発売された。
残りの2つは熟成期間終了後、発売予定。
3つとも元は同じお酒で、寝かせる「月」が違うだけ。
1年を通して温度、湿度が同じ環境で寝かせても、果たして味の変化はあるのか?
これは飲み比べるしかない!
限定酒「月の旅人」概要
●商品名
生駒隧道 月の旅人 ―Tabito― ①晩夏 ②清秋 ③大月
●商品の種類
日本酒
●内容量
720ml
●販売数量
720本(①~③各240本)
●販売店舗
株式会社中本酒造店 直売店(奈良県生駒市上町1067番地)
●販売価格
5500円(税込)
●発売開始日
①晩夏 2024年9月8日(日)
※②③は熟成期間終了後、発売予定