千葉翔也「勢いのある一枚」ファーストシングル『Contrail』に込めた想い!
声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
9月7日のゲストは千葉翔也さん!
ファーストシングル『Contrail』について伺いました。
28歳最後の日にリリースした『Contrail』。「最初に出すのはEPがかっこいいよねという話になって。EPを経ていろんなクリエイターの方とご縁ができましたし、それも踏まえてのファーストシングル。新たなスタートじゃないですけれども」
『Contrail』は飛行機雲という意味の言葉です。タイトルに選んだ理由を伺いました。「作詞させて頂いてるんですけど、どんなシングルにしようっていう話させて頂く中で、EPで出来なかったことをやりたい、先に進んでいる感じを出そうって話にはなったんです。とはいえまだライブもやってないですし。自分の中でどうしたら先に進めるか考えたんですけど、先輩たちがすでに塗り終わったかのような空も、細かく見たらまだ線引けるんじゃないかという意味で飛行機雲もいいかなって。振り返らないと飛行機雲は見えないから、最後の最後、俺どうだったか、これまでを思って振り返った時に線を引けてたらいいなっていう曲でもあるんです」
1月にソロデビューしてから3曲作詞している千葉さん。作詞に関しては「やっている時は終わらないなと思って、永遠に決まりきらないなと思うんですけど、出来上がった瞬間ちょっとやっぱ俺いけるじゃんみたいな。1つ1つの言葉もそうですし、助詞1つとっても自分で決めたからっていうのがあるから、レコーディングもそうだし、ライブやる時に開き直れるじゃないですけど、やっぱり自分の言葉で言っているからこそ、素直に歌えるかなっていうのを感じています」
レコーディングはどうだったのでしょうか?「5時間ぐらいかけて、歌のレコーディングのリハみたいなものがあって。そのあと実際のレコーディングを別日でやらせてもらったんですけど、最初はゴリゴリに声太くしてみようとか、エッジにしてみようとかテクニックを詰め込んで詰め込んでやろうみたいな話でやってたんですよ。曲がロックなので。1回持ち帰って聞いた時に、なんかこの人頑張っちゃってると思って。必死で言ってる人になっちゃうなと思ったのでアプローチ変えてレコーディングしました」
MVの話も伺いました。「監督がONE OK ROCK の「完全感覚Dreamer」を作っている人だったんです。学生時代にあまりにも大好きだったので、その時点でちょっとワクワクしてたんですけど、曲を自分が考えてたのと全然違うように解釈してくださってたので、凄く嬉しいなと思って。なんか広がったなっていうのもありましたし、単純に屋外が気持ちよかったです」
2曲目の『Liar Game』は「ファーストepを作った時に『感情論』という曲があって、自分的にも好きだったし、結構リスナーの方たちからも好きですっていうリアクションたくさん頂いたのもあって、そっちにもちょっと広げていきたいなっていうのもあったんです。最初のデモよりちょっと思い悩む人にしちゃいました」
3曲目の『Steps』は「自分が一番こういう曲をやらないと思ってたんですけど、でも今回誕生日の前日にリリースということもあって、もしかしたら今後もあるとは限らないねっていう話になったんで、ファンの皆さんに感謝だったりとか、 一緒に歩いていこうっていうのを置いておけば、いつでもそれを歌うことで伝えられる曲にしたいなと思ったので、ハッピーな曲をやらせてもらいました」
10月26日には初のトーク&ライブイベントを行う千葉翔也さん。ファーストシングル『Contrail』は、千葉翔也さんにとってどんな作品になったのでしょうか?「ファーストEPでデビューさせていただいたんですけれども、その景色を見た僕がさらに皆さんと一緒に進んでいく1歩として、勢いのある1枚になったと思います」