緑火災予防協会 4月から名称を変更 防災啓発活動充実化へ
「緑火災予防協会」(小林成弘会長)は4月1日、「緑区防火防災協会」に名称を変更する。1970年の発足後、初の名称変更という。
同協会は、区内約200の有志の事業所などからなる団体。緑消防署と連携し、年間を通じて区民の防火防災意識の啓発などに取り組んでいる。
会員事業所を対象にした自衛消防隊への訓練指導のほか、防災施設研修会の開催、区内の小学生が参加する消防ポスターコンクールなどを実施している同協会。名称変更決定の背景には、昨年1月の能登半島地震の発生のほか、近年、台風や大雨などの風水害が頻発していることなどがあるという。同協会は火災予防だけでなく、今まで以上に地震、風水害などに対する防災啓発活動の充実化を目指す。
同協会は4月以降、会員事業所に向け、新たなステッカーを配布する予定という。
小林会長は「これからも、会員事業所と一丸となって、防災の普及啓発にもより一層取り組んでいきます」としている。また、「防火防災の啓発活動を通じて災害に強い緑区を作りませんか」と、地域の事業所に参加を呼び掛けている。
詳細など問い合わせは緑消防署予防係【電話】045・932・0119。