話題沸騰!絶品定食と限定メニューで楽しむ萩の味覚 萩市「みなと食堂 ととと」
今回ご紹介するお店は萩市にある「みなと食堂 ととと」。
漁船の販売をされていた店主さんは仕事で何度も萩市に通ううちに、萩市に住む方達の人柄や風土に惚れこんでしまったそうです。
その中で「美味しい魚や海鮮丼を食べられるお店が少ないな・・・。」と感じ、「それなら自分で提供しよう!」と2024年4月にお店をオープンしたお店なんです。
港町「萩」の活気あふれる水産食堂へようこそ!
「みなと食堂 ととと」(山口県萩市東田町160-1)があるのは、萩田町商店街のすぐ横にある「御成道・たまち駐車場」から歩いて1分の場所。
住宅などが立ち並ぶ細い路地沿いにありますので初見でお店に向かおうとすると道に迷ってしまいがち。
ですがこの「たまち駐車場」を目指していくと、迷うことなくお店に行くことができますよ。
お店では地元の魚を中心に提供しており、市場に流通し難い未利用魚や規格外の魚も積極的に利用。
萩では見られない調理方法で本当に美味しい萩の魚を、地元の人や観光客の皆さんに知ってもらいたいとのことらしいです。
お店の看板メニュー「超ととと定食」
それではお店で提供される料理を紹介しましょう。
定食は、選べる2種類のミニ丼と4つの小鉢とお味噌汁のセットとなっています。今回はお店のおススメかつ人気の高い、ミニととと丼とミニ白い漬け丼をチョイスしてみました。
超ととと定食 1,800円
「ミニととと丼」は甘辛い特製ダレで数種類の魚の細切れを和えて提供。
同時に提供されるゴマだれで味変。最後は魚出汁での出汁茶漬けで〆、と最後まで味を変えながら飽きずに楽しむことができます。
「ミニ白い漬け丼」はメレンゲと山芋と自家製の出汁をベースにした秘伝のタレを使っており、フワッとした食感の下に隠された漬けの美味しさが合わさり、口に運ぶ手が止まらない美味しさ。
ボリュームもあり、同時に2つの丼を楽しめる、贅沢な定食ですよ!
世界遺産の名を冠した数量限定メニューも
萩には世界遺産に登録された反射炉があることをご存じですか?その反射炉の名を冠したメニューがこのお店には存在します。
それがランチ限定の「反射炉丼」!
反射炉丼 1,200円
特大のかき揚げが3段も積まれたインパクトがデカすぎるメニュー!しかも、ボリュームがあるというだけではないんです。
一層目は玉ねぎやにんじん。
二層目は春菊や大葉やごぼうなどを季節で変えて。
三層目は海老や貝柱やアサリなどの海鮮。
それぞれ食材を変えていて、一層ごとに違う味が楽しめます。
ですが見た目通りかなりのボリュームなので、複数人でシェアするのがおススメの食べ方です。お客さんの中にはご飯大盛りで注文する方や、ご飯をおかわりする猛者もいるそうですよ。
こちらのメニューも最後に海鮮出汁をかけて天ぷら茶漬けにできますよ。
他のおススメメニューもご紹介
夏みかんステーキ 1,000円
居酒屋営業するにあたって、魚以外のメニューも!との要望を受けて考案された一品。せっかくなら萩ならではのメニューをと思い、店主さん出身の長崎の佐世保市の名物であるレモンステーキを萩風にアップデートしたそうです。
地元のブランド鶏である長州鶏を皮目からパリッと焼いて、萩産の夏みかんや柚子などの柑橘を効かせた、甘辛いソースの照り焼き風メニューですよ。
痛風ぷりん 500円
なんとも名前が気になりますが、”尿酸値爆上がり食材”を使った名物メニューを作りたくて考案したそう。
暑い夏やランチタイムでもサッと食べやすいように冷製にした茶碗蒸しです。
カニ味噌ベースの茶碗蒸しに、海鮮出汁のジュレを乗せ、ホタテ、甘エビ、いくら、とびっこ、キャビア、うに等の魚介類を日替わりで乗せたメニュー。
罪悪感たっぷり、でも美味しい!という一品で、こちらは数量限定での提供となっています。
コンセプト通り美味しい海鮮メニューがいっぱい!
お店のメニューは海鮮メニューが中心。海鮮丼だけでなく、定番のお刺身定食や魚のフライ定食などもあり、一つのメニューで萩産の美味しいお魚たちを満喫できるメニューばかりです。
鮮度抜群な魚介たちはどんな調理法をしたとしても、素材の美味しさがハッキリと感じられて美味しいの一言。
取材に行った時もランチの営業時間ギリギリまでお客さんが多く満席状態で、いかにメニューが美味しいのか、お店が人気なのかが窺えます。
皆さんもぜひ一度はこの美味しいメニューの数々を食べてみてはいかがでしょうか。