DeepForest Technologies、ドローンで収集した森林情報で二酸化炭素吸収量と収益を予測
DeepForest Technologies株式会社は、Jクレジット方法論FO-001に基づいた森林由来のプロジェクトで適用される炭素吸収量の計算式を活用したJ-クレジットシミュレーションツールを公開
J-クレジットとは
森林の所有者又は森林経営を委託された事業者等が適切な森林経営を行うことで、森林の成長による炭素吸収量を「クレジット」として販売することが可能な制度だ。森林経営計画を作成されている森林を所有の方は、クレジット創出による収益化が実現可能となる。
森林Jクレジットシミュレーションツールについて
「森林は持っているけどどれくらいクレジットが創出できるかわからない」「計算が複雑でよくわからない」、そんな相談が多かったため、誰でも簡単にクレジット量の算定ができるツールを開発した。
森林の面積が分かっている方は「【ざっくり】簡単シミュレーション」から大まかな創出量を算出できる。森林の樹種、施業予定なども入れて詳細にシミュレーションしたい方は「【しっかり】詳細シミュレーション」から林分ごと年度ごとの炭素吸収量を算出もできる。
森林Jクレジットシミュレーションツール
DeepForest社のJクレジット支援について
クレジットの認証を受けるためには、「モニタリング」の実施が必要だ。DeepForest社では、レーザードローンの飛行~解析業務を承っており、J-クレジットに必要なモニタリング方法に則り、データを納品するという。
天然生林や1990年以降施業履歴のある人工林でドローンによる巡視(森林の保護)を行う場合もクレジット認証の対象林となる。
DeepForest Technologies