【向日市】西国街道沿い[山下とうふのドーナツ屋さん]の、毎日でも食べたい豆乳ドーナツ
しっとりもっちり食感がクセになる!やさしい甘さはお子様にも|KYOTO OYATSU CLUB 第115回
創業80年以上、向日市で一番古い豆腐店が、19年前に販売を始めたドーナツ。「町から豆腐屋さんが減っていく現状」と「若者の豆腐離れ」を憂慮した四代目店主が、「もっと気軽に大豆製品を食べてほしい」との思いから発案した。
目指したのは「もそもそしたり、パサパサしたりしないドーナツ」。試行錯誤を重ね、やがて、豆乳をたっぷり入れた生地を一晩寝かせることで、理想の食感を実現。かくして、しっとりもっちり食感の、他にはない豆乳ドーナツが誕生した。
さらに、「小さなお子様にも安心して食べてもらえるものを」と素材を吟味。豆腐と同じ新潟県産大豆「里のほほえみ」100%の豆乳に、北海道産の粒子が細かい小麦粉、種子島産のやわらかい甘みとコクのある粗糖を使用。他にも厳選した素材で作るドーナツは、自然な甘さで体にもやさしい。
人気ナンバーワンのプレーン味と、シュガー味、チョコがけが定番。その他、日替わりで3種類ほどが登場。レパートリーは15~16種類あり、夏にはレモン、秋には芋などのシーズナルメニューも楽しみ。また、豆乳の風味豊かでさっぱりした甘さの豆乳ソフトクリームは、ドーナツとのセットもあるので暑い夏にうれしい!
かわいいロゴが目印。町の人に寄り添うぬくもりあふれる店
2022年秋に、それまで出店していたショッピングセンターから今の場所に移転。それを機に、3つのドーナツが整列するポップで愛らしいロゴが誕生した。西国街道沿い、このロゴを目指してぜひ、訪れてみて。
散歩の途中や買い物帰りに立ち寄る人も多く、ばったり出会ったご近所同士が話に花を咲かせる場面もあって、店はすっかり町の人々の日常の風景の一部に。ドーナツをきっかけに豆腐や油揚げを手に取る人もいて、「町の豆腐屋さん」の文化継承にも繋がっている。
店舗情報
店名:山下とうふのドーナツ屋さん
住所:向日市寺戸町岸ノ下5 ハイツ梅ノ木1階