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室田小で畜産ふれあい体験 地元産牛乳の提供も

タウンニュース

乳しぼりを体験する児童

茅ヶ崎市畜産会(柿澤博会長、会員11人)は1月23日、茅ヶ崎市立室田小学校4年生を対象に「ふれあい体験」を実施した。

これは同会が、乳牛や羊を教育現場に連れて行き、「見て、触れて、飲んで、食べて」地元の畜産業について知ってもらおうと、2018年から行っている催し。

当日は児童118人が牛の乳しぼりや子牛、羊とのふれあいを体験し「大きかった」「牛が温かかった」などの感想が聞かれた。また牛の出産シーンのDⅤD上映や、会員が畜産農家の仕事に関する講話を行うなどし、児童らは熱心に聞き入っていた。

地元の味楽しむ

また今年度は新たな取り組みとして、給食の時間に同会の生産者の生乳を100%使用した「湘南ちがさきMILK」が提供された。

昨年5月、牛乳として初めて「かながわブランド」に登録されたもので、低温殺菌し搾りたてに近い味わいが特徴。子どもたちからは「ソフトクリームみたい」「甘くておいしい」「普段は牛乳が飲めないけれど、これは全部飲めた」などの声が上がった。

柿澤会長は「こうした取り組みを続け、地域の方にもっと畜産のことや製品のことを知ってもらえたら」と話した。

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