自然素材のスイーツを味わう♪「ピッコロット&グリーンハウスカフェ」で至福の時間を 洲本市
洲本市の市街地・レトロこみちの北端に、添加物を一切使用しないこだわりの自家製スイーツを提供する「PICCOLOTTO & GREEN HOUSE Café(ピッコロット&グリーンハウスカフェ)」があります。
大型商業施設の駐車場から徒歩約2分。小さな駐車場が重なり合う奥に、目を疑う光景があります。
まるで外国の森の中!柑橘の果実がたわわに実った木の傍に立つ古びた外観の一軒家が、今回取材したお店です。
同店を経営する藤原さん夫妻が自らリノベーションした店舗は、アーリーアメリカンを意識したモダンで暖かな雰囲気。店内には、庭に面した窓やドアから緑の木々を通して、穏やかな光が差し込みます。
2013年にレトロこみちでジェラート専門店として創業し、2018年夏に現在の店舗に移転してカフェをオープン。自家栽培の果実や野菜、淡路島産の自然食材を極力使用したジェラートやドリンク、ジャム類等を自家製造・販売しています。
「Craft & Small」が、オーナー夫妻のモットー。『すべて手作りで』、『素材感を大切に』とのコンセプトに忠実に生み出される数々のスイーツはどれも、食べる人への優しさと思いやりに満ちています。
まず「自家製ホットクラフトジンジャー」と「季節のモンブラン」を頂きました。ほぼ月ごとに内容が変わるモンブラン。冬は『ショコラ』の登場です。
同店謹製のクラフト・ジンジャー・シロップを使用した「自家製ホットクラフトジンジャー」は、複雑な味わいにびっくり!しっかりと効いた生姜に柑橘類の爽やかさをハーブの風味がまとめて、すっきりと甘いドリンクは、体が芯から温まります。
ショコラのモンブランは、メレンゲクッキーに自家焙煎のエスプレッソコーヒーで風味付けしたガナッシュをのせた上から生クリームを絞り、オランダ産ココアで仕上げます。
メレンゲクッキーのサクサク感を残すために、注文が通ってからひとつずつ作る手間のかけよう。優しい甘さとガナッシュの深い風味が口の中に広がります。
定番メニューの「和三盆ミルクジェラート 黒蜜かけ」は、淡路島牛乳と香川県産の希少な和三盆を使ったジェラート。上品な甘さが、ミルクのまろやかな味わいを引き立てます。トッピングのサブレは、オーツ麦のざっくり感とバターの風味が絶妙!
「日頃頑張っている人に、このカフェで美味しいスイーツを食べながらゆったりと寛いでもらいたい」と話す店長の藤原紗央里さん。
選び抜かれた素材で丁寧に作りあげられたスイーツを、まるで別世界の隠れ家のようなカフェで頂く至福の時間。ここに在る“四季”を感じにまた訪れたいと、記者は思っています。
場所
PICCOLOTTO & GREEN HOUSE Café
(洲本市栄町2-1-16)
営業時間
木・金曜日 13:00~17:00
土・月曜日 11:00~17:00
定休日
火・水・日曜日
駐車場
なし ※近隣に大型駐車場あり