「あす12日は大雪&この冬一番の寒さ」札幌の最低気温は-7度、最高でも-4度 北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年12月11日更新
北海道のあす12日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
あすにかけて札幌でも大雪に…備えを!
あす12日(金)にかけて、札幌でも大雪になりそうです。予想降雪量です。
あす午後6時までの24時間に降る雪の量です。日本海側や知床半島を中心に雪が降ります。赤や紫、知床半島や留萌から深川にかけて、小樽・札幌から恵庭、長沼、風が強いので胆振の安平町周辺にかけて30センチ前後の雪が降り、局地的に50センチのドカ雪です。大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害に注意してください。車には除雪用のスコップなどを積んでおきましょう。雪だけでなく、あすは寒さも厳しくなります。
あす12日(金)の持ち物が分かる「もちものわかる君」です。
大雪だけでなく、あすは各地でこの冬一番の寒さです。札幌の最低気温は-7度、最高気温は-4度で真冬の防寒、ダウンジャケットに手袋、腹巻きも体を温めてくれるのでオススメです。大雪にもなるので、長靴を履いています。
そしてモバイルバッテリー。寒いとスマートフォンの充電の減りが早くなります。こまめに充電をして、情報収集をしましょう。
モバイルバッテリーは、災害時にも役立つので用意しておきたいですね。
12日(金)の天気と気温
札幌です。きょう11日(木)は雪の一日で、一気に積雪が増えましたね。
5時の積雪は29センチで、この冬一番の積雪になっています。あす12日(金)にかけてさらに30センチ前後の雪が降り、雪深くなります。
あす12日(金)の天気と気温です。
札幌を含む日本海側や知床半島周辺で大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害に注意が必要です。最高気温は各地でマイナスの真冬日になるでしょう。
苫小牧も景色が白くなっていますね。苫小牧ではこの冬初めての積雪です。あす12日(金)は晴れますが、ツルツル路面に注意が必要です。
あす12日(金)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌や小樽、倶知安は午前を中心に雪が強まり、あす12日(金)にかけて30センチ前後の大雪です。江差や千歳も雪が降るでしょう。
道北・空知です。
断続的に雪でふぶくでしょう。除雪作業は周囲の安全を確認して行って下さい。留萌から深川、南空知の長沼町周辺ではあす12日(金)にかけて30センチ前後の大雪です。
道東・オホーツク海側です。
広く晴れますが、風が強いでしょう。網走や道北の枝幸は昼頃まで、知床半島は夜にかけて雪が降ります。オホーツク海側は最高気温でも-5度くらいです。
12日(金)からの週間天気予報
稚内でも路面が白くなっています。
今夜から再び雪が強まり、あす12日(金)にかけて、ふぶくでしょう。日曜から月曜も荒れた天気になりそうです。
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
土曜はしだいに雪がやみますが、北見では土曜朝は‐15度と冷え込みます。日曜の午後は札幌周辺から雪が降り、月曜は宗谷地方やオホーツク海側を中心に荒れるでしょう。
太平洋側です。
土曜は穏やかですが、朝の冷え込みが強まり、海岸部の釧路でも‐11度です。日曜は東部を中心に猛吹雪や警報級の大雪となるおそれがあります。
12日(金)の札幌の朝昼晩の天気
あす12日(金)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
あすも一日雪で、さらに積雪が増えそうですね。大雪になりそうです。時間にゆとりを持って出かけましょう。気温は朝から横ばいで、-5度くらいです。真冬の防寒も必要です。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月~金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。
※11日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU