平山祐介さん「忘れられない旅とは?」
要潤がお送りする、海と緑に囲まれた癒しのリゾートホテルの優雅なリラックス空間で、素敵な景色と音楽を楽しみながら、幅広いジャンルのお客様を迎え、さまざまな話題でトークする番組。
7月のゲストは、俳優の平山祐介さん。
2つ目の故郷、パリとカルチャーショック!
平山さんの忘れられない旅、1つ目はモデル時代に拠点としていたパリ。
2つ目の故郷のような存在です。24歳で渡ってからおよそ8年間は海外を中心にモデル活動をしており、パリだけでなく、ニューヨーク、ミラノ、ロンドンなども周っていました。
当時は1年の45カ月間はパリでウィークリーマンションを借りて滞在していたそう。
基本は、スーツケースに荷物をすべて詰めて各地を回っていました。なんとその旅費は全部自腹!
要 :ええ…!?大変ですね…!?
近藤 :ほかにアルバイトをしていたとかではなく?
平山 :当時の僕は、モデル一本でやっていましたね。実はこれ世界と日本の違いでもあるんですけど、日本では“パリコレ挑戦”を夢に掲げて、アルバイトをしながらという人がいますが、海外でコレクションは、新人の登竜門的な位置づけなんです。なので一番多いのは、大学を休学して学費を貯めるためにモデルをやってるとか。モデルをバイトしてまでやるって、世界定期には結構珍しいことなんです。
コレクションにはランクがあり、そのランクで金額が変わってくるそう。
新人の頃はバイト並みの金額で、平山さんは金額を言っちゃうと、皆さんの夢を壊す…と話していました。
平山 :僕、結構ショックだったのが、30歳ぐらいの時にアルゼンチンから来てる結構売れっ子のモデルの子と色々話していた時「ところで何歳?」となって答えたらすごく驚かれて。「30にもなって、結婚もせずにモデルをやってる!?」って言われたんです。
要 :その人は何歳なんです??
平山 :その人は22,3歳です。それで結構彼からの僕への見方が変わったんです。それまで結構現場一緒になってて、よく喋ってたんですけど、急にちょっと、距離を取られるようになって。
近藤 :ちょっと変な人かもしれないから、距離をとっておこうと。
要 :30で結婚して無くて、パリコレをやっていたら、変なやつなんですか!?
平山 :そういう価値観を持ってる人もいっぱいいますね。日本みたいに、コレクション目指して頑張れ!っていうのが、あまりないですね。
要 :うわーーー!それはカルチャーショックだ!
自分の悩みを解消してくれた場所カンボジア
続いて、平山さんの忘れられない旅2つ目はカンボジア。
40歳の頃、仕事で悩んでいた時期に2週間ほど訪れた場所で、世界遺産が好きということで、いつか行ってみたいと思っていたアンコールワットに行ったそう。
平山 :40歳の区切りで、アンコールワット見ながら、先の進路考えよ~と思って。滞在中毎日言ってましたね。(笑)
要 :毎日アンコールワット??(笑)
平山 :この先の人生どうしようかなと一緒に、地図広げて、どこ行こうかなって考えたりとかもしていて。とりあえず自分の日課として、朝はアンコールワット行ってご挨拶してみたいな(笑)
要・近藤 :
あはははは(笑)
日の出がとても綺麗な場所で、毎日行っても違う景色が見れる場所だそう!
カンボジア滞在中、平山さんはガイドブックに載っている世界遺産はとにかく全部みたということ!そんな思い出の中でも、影響を受けたのは町で暮らす人の姿だったそう。
平山 :なんか、みんな楽しそうに暮らしていて。ちょっと郊外に出ると、全裸で生活している人も居て。
要 :えぇ!?パンツ履いてないんですか…!?
平山 :完全に全裸です。あと、僕たちが体調崩すからって言わているのが、水関係で。雨もよく振るので、水たまりというか池というかがいっぱいあるんですけど。子どもたちが素っ裸で水遊びしてたり、それを見ている親たちもみんな全裸でしたから。
要 :へえ…!
近藤 :同じ地球とはなかなか思えない光景ですね…!
平山 :本当ですよ、こういう光景を目にしたら「これからどうやって生きたらいいんだろう」とか、考えられること自体がちょっと幸せじゃないすか。選択肢の無い人いっぱいいるわけで。
要 :うんうん
平山 :だったら、やりたいと思う事を貫いてみようかなっていう。そういう気持ちになれたんですよね。
お父さんトークに花が咲きました!!
現在お子さんを育てている平山さんから要潤に質問が!お父さんトークも盛り上がりました。
平山 :お子さんとの関わり方って、どんな風にしようとかみたいなの、自分の中にありますか?今おいくつでしたっけ?
要 :うーん、、、僕のところは、10歳と8歳で、もう一人で色々できる年齢なので、一人で動いて行ってほしいなと。僕自身も結構早めに高校を卒業してから、一人でやってきたので。それが一番自分のためになるかな、と。
平山 :うんうん
要 :小さい頃とか、転んでも「立て…!」と(笑)絶対に手を貸さない。
平山 :僕もそうです!僕のとこは5歳なんですけど。
要 :5歳!かわいいな~
平山 :まだまだ小さいんですけど、ちゃんと自我があって。これをどこまで尊重すべきか、どのくらい親として『これはダメ』とか言ったらいいのかなと。何か“いけないこと”をしたとき、理由になってないけど、「僕はこうしたかったんだ!」って理由を言うんですよ。どこまで飲んであげればいいのか、、、その度合いが、難しいなと思ってます。
要 :5歳か、、、確かに、そういうのが出てくる時期かもしれない。でも大人っぽいですね。
平山 :彼は思ってた以上に自我があるかも、オレオレいってますし(笑)あと、驚いたのが、初めて会う人に敬語使ったりするんです。
要・近藤 :え!?5歳で…!?
平山 :特に何かを見せているわけでもないんですけど、そういう言葉遣いを変えたりするんですよね、彼は。
要 :やっぱり、大人っぽい子は、子どもの頃から大人っぽいんですよね。
(「要 潤のMagic Hour」より抜粋)