大原沖でヒラメにマハタが好反応【千葉・春栄丸】上目のタナ狙って良型マハタ
3月23日(日)、外房大原にヒラメとマハタ狙いで釣行した。
春栄丸でヒラメ&マハタ狙い
イワシの回遊が多い時は、港から近い浅場主体に狙うが、マハタは少し沖を探る。水深は30m前後以深。産卵を控えたヒラメも少し深場に移動するらしく、大型の出る確率は高くなる。
同港の春栄丸に乗船。白川永一船長に模様を聞いたところ、前日はマハタが数上がり、トップ4尾。良型が多く、3.38kgと3.36kgが上がり、3kg級2尾の人もいたと言う。ヒラメのトップは2尾なので、マハタのほうが優勢のようだ。3月18日には沖のポイントで4.05kgヒラメがヒットしたと言う。
水深の変化に気を配る
5時少し前、僚船とともに出港。少しウネリはあるが、ほぼナギの海上を沖のポイントへ走る。到着後、活イワシが配られ釣り開始。水深は約30m。根の際らしく、底を狙い過ぎると根掛かりするので、オモリが着いたら1mから1m半くらい上げるよう指示が出る。
マハタは上のタナでも食うので、根掛かり対策としても上ダナを狙うのがいいようだ。大型ほど上で食うらしく、底は小型が多いとのこと。
この日流した水深は、18~38mの範囲。一気に10mくらい変化することもあったが、大船長譲りのマイクパフォーマンスは健在。つねに水深の変化を告げ、カジメの対処法などをアナウンス。
多彩なゲストでにぎやか
開始5分で右舷胴の間の三郷市・古賀義典さんにアタリ。上がってきたのはヒラメ。シーズンには大原通いをするらしく、ヒラメならお任せと、10分後にも良型の2尾目をゲット。
マハタのほかカサゴやメバルも元気いっぱい。オレンジ色の良型カンコも上がっている。右舷トモの台東区・井上浩さんは、大船長のファンで、11月からは毎月通う確かな腕前を披露。「少し小さいね」といいながら、マハタ3尾とカサゴで土産は十分。左舷ミヨシの八千代市・村上暢彦さんはマハタ5尾でトップ。
大原沖のヒラメ・マハタ狙いはGWの最終日まで。残り1カ月ちょっととなったが、大型狙いはこれからがピーク。
<週刊つりニュース関東版・坂本康年/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年2月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。