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肌の乾燥や便秘、カゼ症状、心の不調が出やすい冬。おすすめ食材やメニュー、生活習慣は?

アットエス

「肺」のケアで冬を元気に乗り越えよう

こんにちは。台所にある食材で身体と心をケアする方法を紹介している薬膳師の立石明巳です。今回は、薬膳や東洋医学に初めて触れる方でも気軽に実践できる“食養生法”をお伝えします。 ※本記事は、東洋医学をベースにした身体(内臓)や心(感情)の在り方を紹介しています。

寒くなると、肌の乾燥や便秘、鼻水や喉の痛み、咳などのカゼ症状が気になりがちです。さらに夜の時間が長くなるせいか、人恋しくなったり寂しくなったり、心の不調を感じることもあるかもしれません。

東洋医学の世界では、これらの不調には、「肺」のケアが重要だといわれています。肺はとてもデリケートで外気の影響を受けやすいので、冬の冷たく乾燥した空気は肺にとってもダメージが大きいよう。

そして東洋医学では「心身一体(心身一如)」と言われるように、身体(内臓)と心(感情)は密接な関係があり、互いに影響し合うと考えられています。

そんな冬を元気に過ごすポイントは「肺の働きを高める」「乾燥対策」「冷え対策」。これら3つにアプローチできるおすすめの食材やメニュー、生活習慣を以下にピックアップします。

冬に食べたいおすすめ食材

米、蜂蜜、さつま芋、山芋、キャベツ、椎茸、くり、サバ、鶏肉、牛肉、大根、柿、梨、杏仁、リンゴ、松の実、イチゴ、小松菜、豚肉、アスパラガス、ゴマ、卵、牛乳、生姜、ネギ、大葉、茗荷、ニラ、シナモン

冬のおすすめメニュー

・栗ご飯
・椎茸のホイル焼き
・鶏と大根の炊きもの
・ミルクスープ(洋風ダシのスープを牛乳でのばす)
・さつま芋餅(さつま芋を裏ごししてまとめて焼く)

ミルクスープ
さつま芋餅

いつもの料理に白ゴマを足したり、グラタンをドリアにしてご飯に変えたりといった小さな工夫も、身体を労るのに効果的です。

冬に気をつけたい生活習慣

・マスクをする
・加湿器を使う
・深呼吸する
・寒暖差に対応できる服装をする
・明るい気持ちになれることを取り入れる
・気持ちが凹む時はいつもより早めに寝る

食事は腹八分目を心がけることで胃腸を労り、冬でも元気に過ごしやすくなります。 空気の乾燥が気になったり空咳が出たりする時は、ぜひ実践してみてください。

まずはできることからコツコツ取り入れてみましょう。 身体と心は、あなたが口にするものから作られます!

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