藤崎小 ラクロス選手と交流 5年生児童が体験教室
ラクロスの面白さを知ってもらう体験授業が3月14日、市立藤崎小学校(川崎区藤崎/上野和美校長)で行われ、5年生の児童約100人が参加。米プロリーグ(PLL、WLL)の選抜メンバーと一緒に競技を楽しんだ。
選手たちは富士通スタジアム川崎(同区富士見)で開催される国際親善試合出場にあわせて来日。地域貢献活動の一環として同校を訪問した。
子どもたちは最初に、ラクロスのフィールドがサッカーコートと同程度の大きさであることや、10対10でプレーすることなどをクイズ形式で学習。体験会では先端にネットが付いた「クロス」と呼ばれるスティックを使い、ボールをすくったり、シュート練習などに励んだ。投げる際には「ステップを入れて一歩踏み出す」と言ったアドバイスが選手たちから送られた。この日は、障害物リレーや英語の体験も行われ、児童は楽しんでいた。
参加した吉永桜世さんと吉澤良生さんは「フレンドリーに接してくれ、話しやすかった。楽しかった」と笑顔をみせた。浜田莉々果さん、鹿島莉杏さん、永井悠人さんは「面白かった。また、ラクロスをやってみたい」と語った。
体験会を主催した世界クロス実行委員会によると、日本のラクロス競技人口は約2万人でそのうちの約7割が大学生という。「今回の来日メンバーには世界的プレーヤーもいる。今回の経験を大事にしていただければ」と話す。