今年も藤井聡太棋聖が沼津に 勝負メシの地元グルメ決定 市民が選んだ人気の4品
■7月23日に将聖戦 藤井聡太棋聖と山崎隆之八段が対局
今年の勝負メシには何を選ぶのか。棋聖戦第5局の舞台となっている沼津市は、対局する藤井聡太棋聖と山崎隆之八段に食べてほしい「沼津グルメ」を市民から募集した。その結果、昼食の4品と手土産スイーツ2品が決まった。
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棋聖戦第5局は7月23日に、沼津御用邸記念公園の東附属邸で予定されている。藤井棋聖と山崎八段は対局前日に当日の昼食を選ぶ。沼津市は、そのラインナップを和食・洋食・中華のジャンルに分けて市民から募集。6月19日までの15日間で288件の応募があった。
その結果、上位4品が決まった。和食は「アジフライ定食(沼津港あした葉 踊りあじ専門店)」と「とりう釜飯(とりう)」。洋食は「カツハヤシ(千楽北口店)」、中華は「ギョウザ(中央亭)」となった。市民からのオススメ理由と店舗からのメッセージを添えた「お品書きブック」を両棋士に渡すという。
対局後に持ち帰ってもらう手土産スイーツには、「イタリアンロール(冨久家)」と「寿太郎蜜柑(御菓子処 雅心苑)」が選ばれた。第4局までに決着して第5局がない場合、23日に行われる祝勝会の昼食で上記4つのメニューを棋聖戦の勝者に示し、手土産スイーツも手渡す。
■昨年も沼津御用邸で対局 カツハヤシとアジフライ定食を提供
棋聖戦は昨年も沼津御用邸で第3局が開かれた。その際、沼津市が市民から公募した勝負メシ6品を藤井棋聖と佐々木大地七段に提示された。藤井棋聖が「カツハヤシ」、佐々木七段は「アジフライ定食」と、今回もメニューに入った2品が選ばれている。
7月23日に予定されている今回の対局は、沼津リバーサイドホテルで午後2時から大盤解説会が予定されている。同じ時間に、ららぽーと沼津の1階ひかりの広場ではパブリックビューイングが開催される。大盤解説会は有料の申込制で、パブリックビューイングは無料となっている。
(SHIZUOKA Life編集部)