“新作効果”でランク急変!25年5月第4週 韓国ドラマ出演者話題性ランキングトップ5
5月27日、『25年5月第4週 出演者話題性ランキング』が発表された。
調査対象は5月19日から25日までの1週間で、放送・配信がスタートしたばかりの話題作と出演者が数多く登場。
それに伴い、フレッシュな作品に出演する俳優たちが一気にランクインし、前週とは大きく顔ぶれが入れ替わった。
全体の話題性占有率は比較的落ち着いたものの、“新作初週ならではの熱量”が上位陣を押し上げる結果に。
そこで本記事では『25年5月第4週 出演者話題性ランキング』トップ5をご紹介する。
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第5位・第4位 ソン・ソック
今週のランキングでひときわ目を引いたのは、ソン・ソックの存在だ。出演中の2作品それぞれでランクインし、第5位と第4位を連続で占めるという極めて珍しい結果となった。
第5位にランクインしたのは、5月21日にDisney+で配信スタートしたサスペンススリラー『ナインパズル』での演技。ソン・ソックは、10年前の未解決事件の唯一の目撃者である主人公イナを執拗に疑う刑事、キム・ハンセム役を演じており、今回話題性占有率3.84%を記録。
緊張感あふれるストーリーの中で、鋭さと影を併せ持つキャラクターを見事に体現している。
さらに第4位には、5月25日に最終回を迎えたJTBCドラマ『君は天国でも美しい』での出演がランクイン。
前週比+1.28%、話題性占有率4.40%を記録し、最終週にして話題を大きく伸ばした。ソン・ソックは、キム・ヘジャ演じる主人公ヘスクの夫であり、天国と地上をつなぐ“願いの手紙”を届ける天国の郵便配達人コ・ナクジュン役を温かく演じ、作品の感動を支える存在として高く評価された。
サスペンスとファンタジー、重厚な緊迫感と優しい情感という正反対のジャンルにまたがり、全く異なる役柄を演じ分けながら、いずれも高い注目を集めているソン・ソック。
今週のランキングは、その演技力と表現の幅広さを証明する結果となった。
第3位 キム・ダミ
約3年ぶりのドラマ復帰を果たしたキム・ダミが、話題性占有率4.59%を記録し、第3位にランクイン。
出演作は、5月21日よりDisney+で配信がスタートしたSTARオリジナルドラマ『ナインパズル』。
キム・ダミは、ソウル警察庁科学捜査課犯罪分析チームの犯罪分析官であり、10年前の事件の唯一の目撃者でもあるユン・イナ役を務めている。
前作『その年、私たちは』(SBS/2021〜2022)以来となるドラマ出演で、多くの韓ドラファンから熱い視線が注がれている。
ミステリアスな過去を抱えながら事件の真相を追う繊細な演技は、復帰作にして圧巻の存在感。
今後、物語の核心へと迫るにつれ、さらなる話題性の上昇も期待される。
第2位 キム・ヘジャ
『君は天国でも美しい』(JTBC)で主人公イ・ヘスクを演じたキム・ヘジャが、話題性占有率5.89%(前週比+2.25%)で第2位にランクインした。
2022年のtvNドラマ『私たちのブルース』以来、約3年ぶりのドラマ出演となった本作で、国民的女優としての存在感を再び見せつけたキム・ヘジャ。
“天国と地上をつなぐ”というファンタジックな世界観の中で、良妻賢母を演じ切り、視聴者の心を揺さぶる演技を披露した。
共演したソン・ソックとの実年齢42歳差という点でも話題となり、2人の繊細な演技が物語に深みを与えた。
年齢やキャリアを超えてなお、韓国ドラマ界におけるキム・ヘジャの“圧倒的な存在力”を印象づける結果となった。
第1位 パク・ボヨン
5月24日に放送スタートしたtvNドラマ『未知のソウル』で主演を務めるパク・ボヨンが、話題性占有率6.29%で今回第1位に輝いた。
Netflixオリジナル『恋するムービー』に続く、今年2本目の主演作となる本作で彼女は、双子の姉妹ユ・ミジとユ・ミレという2つの役を1人で演じ分けている。
一見して“1人2役”だが、視聴者の中には「キャラクターの内面や表層の演じ分けを含めれば実質“1人4役”にも見える」との声もあり、その高い演技力が大きな話題を呼んでいる。
パク・ボヨンにとっても初の本格的な“1人複数役”挑戦作となっており、「過去最高レベルの演技」という賛辞も多数寄せられている。
今年に入ってから主演作が続く中で、キャリアの新たな魅力を引き出す作品として、多くの注目が集まっている。
(ライター/ダンミ 編集部)