薬いらずの血圧対策!スーパーで買える降圧フードとは【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】
自力で血圧を下げる習慣④ スーパーで買える降圧フード
カリウムこそ身近な降圧剤
降圧運動を続けながら、降圧フードを積極的に取り入れ、日々の生活習慣を見直すことで、降圧剤を飲む必要がなくなります。
食事で積極的に摂取したいのが、ナトリウムを排出するカリウム。スーパーで手軽に手に入る、身近な食べ物にも豊富に含まれています。野菜であれば、さといもやかぼちゃなどのイモ類。また、ひじきや昆布などの海藻類、大豆や納豆などの豆類も、効率よくカリウムが摂取できるのでオススメです。おやつやおつまみには、お菓子の替わりにナッツ類を食べましょう。
カリウムの働き
● 細胞の浸透圧を維持
● 神経刺激の伝達
● 心臓機能や筋肉機能の調節
● 細胞内の酵素反応の調節
● 高血圧の予防
● 筋肉の収縮をスムーズにする
利尿剤の長期使用で、カリウムの排泄量が増え、欠乏することも。
タンパク質でNOの分泌を促進
また、高血圧改善のカギを握り、血管を柔軟にする物質・NOをつくる材料も、食事から摂取することができます。NOとは一酸化窒素のことで、窒素はタンパク質の構成要素のひとつ。タンパク質を意識的に摂ることで、降圧ストレッチをする際に、NOの分泌量を高めることができます。
タンパク質は牛ヒレや豚、ラム、馬などの赤身のお肉、マグロ、カツオ、鮭などの魚、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、卵などに含まれているので、意識的に摂取しましょう。
【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊