明石海峡大橋を一望!橋の科学館にある「ケーブルベンチ」に座ってきました 神戸市
神戸市垂水区の『橋の科学館』に“なんとも変わったベンチ”があると聞いて取材に行ってきました。
場所はJR・山陽電鉄各線「舞子」駅から歩いておよそ5分。明石海峡大橋の架橋建設当時の最新技術を模型や映像、パネルで紹介するサイエンスミュージアム「橋の科学館」の前にあります。
こちらのベンチは実物大のケーブルを模した「ケーブルベンチ」。橋の長さは3,911mですが、橋にかかるケーブル自体は全体で4,070mの長さがあるそうです。
橋の下から見ると小さく見えますが、こうやって実際に見るとかなり大きい!
ベンチを横から見ると、ケーブルの断面が分かります。断面の直径は1.1m。5.23mmの素線・127本をひとつの束にして、290束が合わさって1つのケーブルになっているそうです。かなりの強度であることが分かりますね。
実際に座って見ると、大人7人くらいは悠々座れそうな広さ!ベンチからは橋に架かるケーブルを見上げることができるので、何だか不思議な気分になります。取材中も子どもや外国人観光客の方が座って橋を眺めていました。
ベンチの前には『舞子海上プロムナード』もあるため、下からの美しい風景を楽しんだ後は、上からの景色を見下ろしてみるのも面白いかもしれません。
場所
橋の科学館前
(神戸市垂水区東舞子町4-114)