追いシロップで最幸ダッチベイビー!韓国人がオーナーのKカフェで忙しい日常に小さな“ひと息”を。「CAFE COMMA」(福岡市中央区)【まち歩き】
■「comma」に込めた、句読点のようなやすらぎ
「comma(コンマ)」という店名には、句読点=コンマのように、慌ただしい日々の中に“ひと休み”を挟むような存在でありたいという願いが込められています。
オーナーは韓国でもカフェを営んでいた経験があって、日本で新たな挑戦をしたいという思いで2025年3月にオープンしたそうです。
■アンティークのぬくもりと、静かに流れる時間
店内は落ち着いたアンティーク調で統一され、あたたかい空間が広がっています。
柔らかい照明や木の家具、小さなインテリアにオーナーのこだわりを感じます。
席と席の間にはゆとりがあるので、周囲を気にせずに自分の時間に集中できます。
店内には心地よいBGMが流れていて、自然と肩の力が抜けていくような穏やかな雰囲気が漂っています。
■サクッとふわっと。看板スイーツ「ベリーベリーダッチベイビー」
「comma」でぜひ味わってほしいのが、お店自慢のスイーツ「ベリーベリーダッチベイビー」。
230度以上のオーブンで焼き上げるこのパンケーキは、外はサクッと香ばしく、中はふんわりと軽やか。トッピングにはいちご・ブルーベリー・バナナがたっぷりと盛りつけられ、色鮮やかで目にも楽しい一皿になっています。
甘酸っぱいベリーとバナナのまろやかな甘み、香ばしい生地のコントラストが絶妙で、ひと口ごとに新しい美味しさが感じられます。
さらに、添えられたメープルシロップをお好みでかければ味変も可能。
甘党の筆者は、しっかり全部かけていただきましたが、フルーツとメープルの甘さがバランスよく溶け合い、最後まで満足感たっぷりでした。
この「ベリーベリーダッチベイビー」と一緒に楽しみたいのが「バニララテ」。まだ日本ではあまり見かけないかもしれないが、バニラのふんわりとした香りと、やさしい甘みが広がる一杯で、デザートとの相性も抜群。
ちょっと特別なカフェ気分を味わいたいときに、ぴったりの組み合わせ。
■外でも楽しむ“commaの余韻”をテイクアウトで
「comma」の魅力は、店内での心地よい時間だけにとどまらない。
気分をぱっとリフレッシュしたいときには、テイクアウトで楽しむのも◎。
じめっとした気候の日にぴったりだったのが「生レモンスカッシュ」。
透明なカップの中で輪切りのレモンが涼しげに浮かび、見た目も爽やか。キリッとした酸味とすっきりとした甘さが心を整えてくれる。これからの暑い季節、散歩のお供やドライブのお供にも活躍しそう。
そしてもう一つのおすすめが「しっとり系スコーン」。
温度や湿度によって変わる繊細な食感に合わせて、日々丁寧に焼き上げられています。ドリンクと一緒に持ち帰って、公園やお気に入りの場所でゆったり過ごすのもおすすめです。
■1日のスタートに“コンマ”を。朝時間のすすめ
「comma」は朝から営業しているのも嬉しいポイント。
まだ人通りの少ない時間帯に訪れて、温かいラテと焼き菓子でゆったりモーニングを楽しむのは格別。
穏やかな朝の空気と、やさしい甘さが1日をやさしく後押しをしてくれます。
■日常に、小さな“コンマ”を
「comma」は、コーヒーを飲むだけの場所ではなく、心に“ひと息”を挟むための場所。
会話を楽しむ時間も、静かに過ごす一人の時間も、どちらも等しく大切にできる空気がここにはあります。
朝の始まりに、午後のリセットに、日々のどこかにそっと“句読点”を加えるように、「comma」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
■『CAFE CAMMA』
住所:福岡県福岡市中央区白金1-9-8 1階
電話:092-600-9826
営業時間:9:00〜19:00
定休日:火曜、第2水曜
instagram @comma9.cafe
https://www.instagram.com/comma9.cafe/
※情報は5月11日時点のものです。最新情報はInstagram等でご確認ください。