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伊賀ドキの人 思い出のホールで文化を支える

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冨森さん

冨森康太郎さん(23)

 三重県名張市松崎町のadsホール(市青少年センター)で管理運営業務を担当する入社4年目の社員。来館者の対応や映画上映会の企画、PRなどに携わっており、「楽しんで仕事をすることが、お客さまの笑顔につながる」と仕事にやりがいを感じている。

 同市出身。幼少期からロックなどの音楽を聴くことが趣味で、市内の高校を出た後は「音楽に関わる仕事がしたい」と、大阪にある舞台関係の専門学校に進学し、ライブ会場で使われる照明の技術などを2年間学んだ。

 在学中はコロナ禍のためオンライン授業が中心で、地元の友人と過ごす時間が多かった。そのことから、「名張に残って学んだことを生かしたい」と考えるようになった。

 専門学校を卒業後は、ケーブルテレビ局「アドバンスコープ」(本社・箕曲中村)に就職し、市内唯一の文化施設で同社が指定管理者になっているadsホールに配属された。「ホールは小中学生の時に音楽発表会で舞台に立った思い出の場所。働けることが感慨深い」と話す。

【私のお気に入り】愛用のゴルフ用品。上司の誘いで始めたが、最近は友人とコースを周って楽しんでいる。約1年でそろえたクラブの多さに周囲から驚かれているそうだ。

 今の夢は、自分が企画した映画の上映会で約700席のホールを満席にすること。「多くの人に利用していただけるよう、力を尽くしたい」と熱く語った。

 趣味は音楽や釣り、スノーボード、車、バイクなど多彩で、休日もアクティブに過ごす。「始めると、はまってしまう性格」だといい、現在は会社の先輩に誘われて始めたゴルフに熱中している。

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