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愛川町両向区 わんわんパトロール本格始動、お 散歩ついでに防犯活動

タウンニュース

揃いの黄色いリードカバーが目印

愛川町半原の両向地区で10月、犬や猫を飼う人たちによる「両向わんわんパトロール」が本格始動した。活動を立ち上げた平山裕子さんは「飼い犬の散歩は毎日のこと。パトロールを兼ねた活動は地域交流の促進にもつながる」と話している。

パトロールには、地区内10世帯で飼われている犬12匹、猫2匹が「隊員」として参加。「わんわんパトロール」と書かれた反射材で作られた黄色のリードカバーをつけて散歩に出かける。

パトロールに決まったルールはなく、普段通りの散歩をしながら「ふれあいの村に泊まる中学生がオリエンテーリングにきているので、道に迷ったら声をかけてあげて」「サルが山から下りてきている」「イノシシ被害が近くで見られた」といった、地域内で気が付いたちょっとした変化をメンバー間でSNSを通じて共有する。

新たな地域交流も

隊の発足は平山さんの飼い犬「もも」が、側溝にはまって動けなくなっている高齢者を発見したことがきっかけ。平山さんは「高齢者の体が側溝に隠れ、犬が見つけなかったら全く気が付かなかった」と当時を思い返し身をすくめる。

さらに同地区では自治会加入者が減り、定期的に行う町内パトロールを担う手不足も課題だ。平山さんは「ペットの散歩をする人の目が地域を守る防犯カメラの役割を果たし、犯罪抑止と高齢者や児童らの見守り活動につながるのでは」と考え、自身が参加する同地区の婦人部で話をすると部員から賛同の声が上がった。

賛同の声を上げた1人でペット防災生活アドバイザーの資格を持つ泉香里さんのアドバイスも参考にしながら7月から準備を進め、散歩が快適な季節となった10月から活動を本格的に始めた。

平山さんは「リードカバーを見て、地域で声をかけられる機会が増えた。ペットを通じて話も弾み、新たに顔見知りとなり地域交流の促進のにもなっている」と相乗効果を喜んだ。

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