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県高校総体前特集 バレーボール女子 注目選手とライバルたち(2) 【大分県】

オー!エス!OITA

写真/オー!エス!OITA SPORTS

 県高校総体のバレーボールは31日から、3日間の熱戦が繰り広げられる。女子は東九州龍谷が優勝候補筆頭となるが、打倒・東龍に燃える選手は少なくない。今大会の注目選手を紹介するとともに、気になる選手を聞いた。

 

源田真央(東九州龍谷3年)

リベロ、151cm、長洲中学校出身(宇佐市)

 

 

 堅守の要としてチームを支えるリベロ。得点に直結しない役割にこそ誇りを持ち、「1本目のパスを正確に上げ、攻撃の土台をつくるのが私の仕事」と冷静に語る。最終学年を迎えた今、背負う責任の重みを実感しながら、執着心を胸に全力でプレーする。新戦力の加入でチームは厚みを増し、戦術の幅も広がった。「スパイクもレシーブも『執着心』がカギ」と語る姿に、勝利への覚悟がにじんでいる。

 

気になる選手

小田原明日香(大分商業2年)

 サーブもスパイクも攻めの姿勢を貫く選手で、拾う(レシーブする)のが本当に難しい。特にジャンピングサーブはすごいけれど、体を張って対応し、攻撃の第一歩としたい。

 

 

江口葉月(臼杵3年)

アウトサイドヒッター、158cm、津久見第一中学校出身

 

 

 キャプテンでありエースでもあり、チームの大黒柱だ。「苦しいときこそ自分が1点を取って流れを変える存在でいたい」と語るように、勝負所での決定力は抜群。決して身長に恵まれてはいないが、ブロックアウトやコースを突く技術で得点を重ねる。相手の動きを見極め、一瞬の判断で活路を見いだすプレーにこそ真骨頂がある。工夫と判断力を武器にコート上で勝利を引き寄せる。

 

気になる選手

小田原明日香(大分商業2年)

 パワーがあって、スパイクのコース取りもすごく上手。何より、大事な場面でしっかり決め切れる力があって、学年は下だが尊敬できる。中学時代から対戦してきた選手でもある。

 

 

小田原明日香(大分商業2年)

アウトサイドヒッター、165cm、大野中学校出身(豊後大野市)

 

 

 森栄一郎監督が「テクニックと力を兼ね備えた選手」と評価する逸材。昨夏から取り組んだジャンピングサーブは、試行錯誤を経て今や最大の武器となった。現在は力任せのスパイクではなく、ブロックを利用して得点を狙う技術の習得に励む。相手が嫌がるプレーを体得することが目標だ。「東龍(東九州龍谷)が嫌がるプレーを身に付けてほしい」と語る指導者の期待に応えるように、着実に成長を続けている。

 

気になる選手

江口葉月(臼杵3年)

 身長は私より低いが、強気の姿勢でスパイクを打ってくる。「勝ちたい」という気持ちを前面に出せるし、メンタルの強い選手だと思う。試合に臨む姿勢は勉強になる。

 

 

 (柚野真也)

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