福岡ソフトバンクホークス2025年コーチングスタッフ 大西崇之氏、細川亨氏、大越基氏が新入閣
1軍には中日から大西崇之コーチが入閣
今季パ・リーグを席巻し、貯金42で4年ぶりのリーグ制覇を果たしたソフトバンク。クライマックスシリーズでも日本ハムに3連勝し、意気揚々と日本シリーズへと進出したが、セ・リーグ3位から勝ち上がってきたDeNA相手に2連勝後に4連敗を喫し、日本一には手が届かなかった。
監督就任1年目でリーグ優勝を成し遂げた小久保裕紀監督は来季も続投。リーグ連覇、そして日本一奪還を目指す2025年度のコーチングスタッフを紹介する。
1軍では今季まで中日の外野守備走塁コーチを務めた大西崇之氏が、外野守備走塁兼作戦コーチに就任した。小久保監督とは同学年で巨人時代の2006年には選手として共闘。侍ジャパンでも2017年のワールド・ベースボール・クラシックでコーチとして指揮官を支えた。
また、村松有人打撃コーチが2軍へと配置転換となり、1軍打撃コーチは村上隆行コーチの一人体制へ。その他のコーチ陣は留任となった。
牧田和久投手コーチが3軍から2軍へ
松山秀明監督が率いる2軍のコーチングスタッフは以下の通り。
今季3軍ファーム投手コーチを務めた牧田和久氏が2軍へ配置転換。打撃コーチには1軍から村松コーチが配置転換となり、一軍同様に一人体制に変更となった。その他のコーチ陣は留任している。
3軍は細川亨氏がバッテリーコーチに就任
3軍は斉藤和巳4軍監督が3軍監督に就任。寺原隼人2軍ファーム投手コーチが3軍投手コーチ(チーフ)、奥村政稔4軍ファーム投手コーチ補佐が3軍ファーム投手コーチに配置転換となった。
バッテリーコーチには現役時代、西武、ソフトバンク、楽天、ロッテでプレーした細川亨氏が就任。2020年に現役引退後は独立リーグの九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズで監督、社会人野球のロキテクノ富山でコーチを務めた。9年ぶりにホークスのユニフォームに袖を通す。
⼤道典良打撃コーチ、金子圭輔内野守備走塁コーチ、高波文一外野守備走塁コーチは留任している。
大越基氏が4軍監督に就任
4軍監督には、球団OBで今年7月まで山口・早鞆高の監督を務めていた大越基氏が就任。1992年ドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に投手として入団し、5年目の1997年から外野手へと転向。2003年に現役を引退するまで11年間ホークス一筋でプレーした。球団へは22年ぶりの復帰となる。
また、川越英隆4軍投手コーチ(チーフ)はコーディネーター (投手ファーム統括)、井出竜也1軍外野守備走塁兼作戦コーチはコーディネーター(野手)へと配置転換。荒金久雄コーディネーター(野手統括兼守備走塁)はコーディネーター(野手統括)、森浩之コーディネーター(バッテリー)はコーディネーター(野手)へと肩書変更となった。
その他のコーチ陣は留任している。
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記事:SPAIA編集部