お菓子の袋に入っている「シリカゲル」で“梅雨のあるある悩みを解消する”意外な使い道「すごい!」
お菓子や乾物などの袋に入っているシリカゲル、どうしていますか? 食品を食べ終わると一緒に捨ててしまう人も多いようですが、せっかくなら何かに再利用したいですよね。今回は、そんな余ったシリカゲルの意外な活用方法を見つけたので試してみました。
すごい…!雨の日に便利!◆【写真で見る】「シリカゲル」の意外な使い道
お菓子の袋に入っている「シリカゲル」は取っておこう
お菓子や乾物などの食品の袋に入っているシリカゲル、そのまま捨てていませんか? 水分や湿気を吸着し、対象をカビやサビ、変質から守ってくれるシリカゲルは、食品の保存に限らず、さまざまな場面で活用できる便利なアイテムです。使い捨てるにはもったいないと感じる人も多いでしょう。
そこで調べてみたところ、シリカゲルを再利用する意外な方法を見つけたので、実際に試してみました。
「シリカゲル」は濡れた靴を乾燥させるのに便利
靴の中にシリカゲルを数個入れておくだけ
空気中の水分を効率よく吸着し、湿気を取り除く働きをするシリカゲルは、濡れた靴を乾燥させるのに役立ちます。やり方は簡単で、濡れた靴の中にシリカゲルを入れて置いておくだけ。
この方法は、特に湿気がこもりやすく乾きにくい革靴やスニーカーなどに効果的。靴の中に直接シリカゲルの袋を数個入れるだけで、自然乾燥よりも早く乾かすことができます。
実際に試してみると……
実際に、雨で濡れてしまったスニーカーの中に取っておいたシリカゲルを数袋入れて一晩そのままにしておいたところ、靴の乾きが明らかに早いのがわかりました。
筆者はこれまで、濡れた靴の中に新聞紙を詰め込んで乾かしていたのですが、シリカゲルを使った方が乾きが早く、湿ったにおいも抑えられると感じました。靴の型崩れの心配がないのも嬉しいポイントですね。
【注意点】生石灰乾燥剤はNG
今回の方法を試す上で注意が必要なのが「生石灰乾燥剤」です。お菓子や食品に入っている乾燥剤の中には、シリカゲルではなく生石灰を使ったものもあります。この生石灰乾燥剤は、水と反応すると化学反応を起こして高温になるため、やけどや火災の危険があります。濡れた靴や衣類など、水分が多いものと一緒に使うのは危険なため、絶対に避けましょう。
雨の日が続く時期は、シリカゲルを活用して靴を清潔に保つ工夫をすると快適に過ごせます。手元に余分なシリカゲルがある方は、ぜひ試してみてくださいね。
糸野旬/ライター