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初代タイガーマスク佐山サトルが新競技“アルティメット・シューティング”を始動! 7/20に沖縄でプレマッチを開催

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7月20日、沖縄で“アルティメット・シューティング”のプレマッチを開催!

7月20日に沖縄コンベンションセンター(沖縄県宜野湾市)で開催される総合エンターテイメントイベント『X BORDER 2025』にて、初代タイガーマスク佐山サトル氏が発足させた実戦型格闘技“アルティメット・シューティング”がそのベールを脱ぐ。

プレマッチに登場するキャプテン☆アフリカ選手(左)と、TOMA選手

当日は、現修斗世界ライト級王者であり、第10代修斗環太平洋ライト級王者のキャプテン☆アフリカ選手、第9代修斗環太平洋フェザー級王者のTOMA選手といった日米選抜選手たちによるプレマッチを実施。“総合格闘技の父”が生み出した新たなる格闘技の門出を告げる。

プレマッチは『X Border Fight』として開催予定

なおこのプレマッチは、アニメ・映画・音楽・格闘技を扱うボーダレスなエンタテイメントフェスティバル『X BORDER 2025』内のコンテンツ、『X Border Fight』として開催される。

“アルティメット・シューティング”は、「全局面打撃の総合格闘技」。パンチ・キック・投げによる攻防を主体とし、グラウンドではパウンド(パンチ)のみが許可される。サブミッションや絞め技は一切禁止となる。

“アルティメット・シューティング”のルールのベースにあるのは、1990年に佐山氏が創始した掣圏道協会のSAボクシング(エスエーボクシング)。従来のキックボクシングの攻防構造に、レスリング的な「投げ」の要素を加えつつ、全局面で打撃を重視するという「市街地型実戦格闘技」の形を、より現代的な解釈で最適化させたものになる。

見どころは、枠に収まらない、極限のストリートファイトライクな対戦形式。統合格闘技(MMA)のスピード感と迫力を内包しつつ、関節技や寝技のコントロールを排除し、より打撃主体・攻撃的に展開されるファイトスタイルは、一見の価値ありだ。

また、シンプルなルール設定によって派手でスリリングな試合展開が期待できる点は、格闘技を見たことがない人でも理解しやすいという利点にもなる。

総合格闘技の創造者である佐山氏が、修斗、掣圏道、SAボクシングの進化を経て辿り着いた、最新の「実戦市街地型格闘技」の真髄を、隅々まで堪能したい。

新競技の発足にあたって、創始者である佐山サトル氏は以下のようなメッセージを発信している。

新競技を立ち上げた、初代タイガーマスクこと、佐山サトル氏

「打・投・寝打 アルティメット・シューティング」

アルティメット・シューティングは、私が明かす総合格闘技の攻め方の技術が詰まっています。

20年も前、グラウンドが前提と思われていた総合界に、「寝転んてゴロゴロやっている皆さん……」と、打撃がより多くの展開になるとリジュームチェンジをさせました。

当時、総合の髄を知らない人たちは、打撃が主体となる技術に希望を持ち、総合に打撃選手か、そう展開がされる試合を組みました。

また試合場も金網みが主となり、タックルで倒すよりも、金網みに押しこむというスタイルに変わり、よりタックルの踏み込みや倒す技術がおろそかになり、さらに打撃が有効なスタイルになって行きます。

打撃側も距離を保ち、安易にタックルに踏み込めないスタイルに対応して来ました。
まともに戻った場合、打撃合い格闘技と、組み技混合の格闘技では、打つ基本が全く違います。

離れた距離でタックルが有る場合は倒される事に神経を使わなければなりませんが、打撃合いの場合、組まれて倒される足腰は必要なく、リズムを踏みながら、打ったり下がったりして距離間と共に有効打されます。

一方、組みやタックルがある場合は、その打撃ステップが命取りになります。

またレスリング程深く足腰を落とすと、有効な打撃攻防が出来なくなり、打撃の構えやリズムやステップが無くては打てません。リズムやステップが違うという事は、パンチの打ち方もまるで違うものになるのです。

ボクシングの様なショートの打撃合いでは、小さく大振りにならないように、体を振りながらリズムやフッワークを使い、クリンチは意識しますがタックルの心配もなく間隔を保てます。

アルティメット・シューティングでは、その環境を総合の原理に戻す真の技術が発達して来るように組み立てられています。即ち、ボクシングやキックをやって総合をやれば良いというものではないのです。

ミルコの場合はそもそもがキックの理論の蹴りではありません。
普通、蹴り合いの格闘技では、タイミングや強さ的には最高になりますが、総合的に見れば、相手に脚をあけ渡す蹴りが体重が乗って強い蹴りです。

またタイ人のトップクラスの選手が総合に慣れた場合は、また違う蹴りを使うでしょう。

アルティメット・シューティングでは極め技は無く、寝技も打撃展開されます。
寝技と極め技とのイメージがありますが、その概念を根底からぶち壊すものです。
寝技技術を打撃のために使う、新しい制圧技術が生まれるでしょう。

打撃用寝技技術は制圧技となって将来寝技だけで極め技と争えるものになります。
総合は総合として打・投・極が揃うものですが、打・投・寝打のヒッティング格闘技が、アルティメット・シューティングです。(佐山サトル)

格闘技の未来を担う新競技のプレマッチ。『X Border Fight』のチケットはイープラスで好評発売中。

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